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過去の記事一覧
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やくざ国家・中共に日本はどう対峙すべきか(その1)
アメリカの覇権後退とともに、国際社会はいま多極化し、互いが互いを牽制し、あるいはにらみ合うやくざの跋扈のような状態を呈しています。 さて、やくざ状態といえば、中共こそは最大のやくざ国家であり、しかもわが国はそのすぐ… -
思想遊戯(2)- 桜の章(Ⅱ) 日本神話
第二節 日本神話 かれここをもちて、 今に至るまで天皇命等(すめらみことたち)の御命(みいのち)長からざるなり。 『古事記』より 第一項 一葉「佳山君。日本最古の歴史書には、… -
「マッドマックス」は単純なフェミニズム礼賛映画ではない
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がアカデミー賞最多の6部門賞を受賞した。 心から祝福したい。僕の中で「マッドマックス」は2015年の作品の中では明らかにベスト・オブ・ベストだし、火を噴くギターをかき鳴らしながら監… -
トランプ氏の「積極財政」政策に欠くもの
※この記事は「チャンネルAJER」様より記事を提供いただいています。 他の記事も読むにはコチラ 共和党大統領候補のトランプ氏の勢いは止まらない。過激な発言を繰り返し、他国の事とはいえ、その中には我々にとってもぶ… -
フラッシュバック 90s【Report.27】放送法違反による電波停止の読み上げで騒いでいる今のメディアの体たらく
先日、高市総務相が政治的な中立性を欠いたメディアに対する、放送法第4条違反を適用しての、電波停止の件について発言したことが物議をかもしているようです。 私のこの連載のReport.15において、90年代に実… -
近代を超克する(30)対キャピタリズム[3]ケインズとシュンペーター
今回は、イギリスの経済学者ケインズ(John Maynard Keynes, 1883~1946)と、オーストリアの経済学者シュンペーター(Joseph Alois Schumpeter, 1883~195… -
安倍首相は「妖怪」である ―「アベノセイダーズ」を考える
清原逮捕は安倍政権の陰謀!? みなさんは「アベノセイダーズ」という言葉をご存じでしょうか。 分野を問わずあらゆる出来事の責任を安倍晋三首相に求め「安倍のせいだ!」と叫ぶリベラル派を揶揄する、ネットスラングです。 … -
G20共同声明:経常黒字国は財政出動をせよ
※この記事は「チャンネルAJER」様より記事を提供いただいています。 他の記事も読むにはコチラ G20の共同声明が2月27日に出された。「金融政策のみでは均衡ある成長につながらない。機動的に財政政策を実施せよ。… -
フラッシュバック 90s【Report.26】小選挙区制で崩壊した日本の政治
最近、ニュースを見ると、政治家のスキャンダルがよく報じられています。その内容も、不倫などといった芸能人のようなスキャンダルが目立ちます。 私自身は、政治家や議員になりたいと思ったことはありますが、郵政民営化… -
近代を超克する(29)対キャピタリズム[2]マックス・ウェーバー
マックス・ヴェーバー(Max Weber, 1864~1920)は、ドイツの社会学者・経済学者です。社会学の黎明期の主要人物の一人です。 ウェーバーの資本主義の精神 ヴェーバーが1904年から… -
思想遊戯(1)- 桜の章(Ⅰ) 桜の森の満開の下
第一章 桜の章 桜の花びらが、静かに舞っている。 桜の美しさは、彼女に、とても良く似合う。 彼女は、僕の瞳を見て、持っていた石を胸の前で、僕に見えるようにかざして言った。 「この石は“… -
フラッシュバック 90s【Report.25】3月7日「慰安婦問題」が政治的決着する日?~90年代の負の遺産シリーズ~
Report.20でも軽く触れましたが、90年代は80年代までの「ジャパンアズ№1」の感覚が抜け切っていない状態で、冷戦構造が崩れた、「ポスト冷戦期」に踏み込んだ時代でした。 そんな幼稚な外交センスで作り出… -
京都地下鉄の萌えキャラにクレームをつけたのはフェミ…じゃなくて“まなざし村”!?
リベラル君のコウモリぶりが熱すぎる件 今日は2016年2月18日です。 先月から我々兵頭新児のことで世間をお騒がせしました。 そして、沢山の方々に、たくさんのご心配とご迷惑をかけました。 この度は… -
近代を超克する(28)対キャピタリズム[1]マルクス
近代的な価値観を超克するために、ここからしばらくは、経済上におけるキャピタリズム(資本主義)について検討していきます。 資本主義という言葉 資本主義(capitalism)という言葉は、かなり曖昧… -
フラッシュバック 90s【Report.24】「護憲サヨク」、「改憲保守」というねじれはどうして生まれた?
90年代、テレビで政治的なショーを繰り広げた番組といえば、「サンデープロジェクト」、「朝まで生テレビ!」といったテレビ朝日系列のものが多かったように思います。Report.15でも取り上げたように、椿発言で放送免… -
21世紀のサイバー国防! 足を引っ張るのは戦後生まれの老体たちか?
いつも、「フラッシュバック90s」をASREADにて担当しております、神田錦之介です。 さて、先日、安倍政権が閣議において、サイバーセキュリティ基本法の改正案を衆議院に提出することが決定しました。報道によれば、柱と… -
『聖魔書』[3-3] 神話録
一なる神への信仰は、一なる神の神話を生む。 一なる神は、一なる我の否定において。 一なる我は、一なる神の否定において。 我の否定において、神の肯定が成される。 神の否定において、我の肯定… -
奨学金も借りられない若者いじめの日本
ラジオで奨学金制度が暗礁に乗り上げていることを知りました。 ふつう高3の5月に予約申請をするのですが、その時点ではそもそも大学に入学できるか決まっていず、大学卒業後、正規社員として採用されるかどうかもわかりません。… -
フラッシュバック 90s【Report.23】日本の「中年の危機」だった構造改革
皆さん、ミッドライフクライシスという言葉をご存知でしょうか? 日本語に直訳すれば、「中年の危機」です。一般的に、40歳前後の中年期に、自分の人生の中の影の部分が目立つようになり、自分のアイデンティティが揺るぎだ… -
近代を超克する(27)対リベラリズム[10]リベラリズムを超克する
西欧における自由論について、代表的な論者の意見を見てきました。ここでは、それぞれの自由論を考慮し、西欧の自由一般について振り返ります。 西欧「自由」の定義について 西欧における自由の代表的論者は、…