投稿者プロフィール

小浜逸郎

小浜逸郎

1947年横浜市生まれ。批評家、国士舘大学客員教授。思想、哲学など幅広く批評活動を展開。著書に『新訳・歎異抄』(PHP研究所)『日本の七大思想家』(幻冬舎)他。ジャズが好きです。

小浜逸郎一覧

  • トランプ現象の意味するもの

     米大統領選挙では、トランプ氏が共和党の正式候補に決まり、民主党では予定通りクリントン氏が確定しました。11月の本戦では、両者の一騎打ちということになったわけですが、この間の予備選挙期間を通じて際立ったのは、なんといって…
  • ウィンドウズ10への無料アップグレードはもしかしたらアメリカ政府の謀略?

     世界中でもうたくさんの人が経験しているでしょうが、ここのところ数か月、ずっと、マイクロソフト社のOS「ウィンドウズ」のユーザーに対して、「ウィンドウズ10へのアップグレードが無料でできます」というメッセージが画面を占領…
  • 日本人よ、国連信仰から脱却せよ(その2)

     6月17日付の拙稿「日本人よ、国連信仰から脱却せよ(その1)」の冒頭部分で、筆者は次のように書きました。  2016年4月19日、国連人権理事会の特別報告者、デービッド・ケイなる人物が記者会見し、「日本の報道の独立性…
  • 日本人よ、国連信仰から脱却せよ(その1)

     少々古い話で恐縮です。  2016年4月19日、国連人権理事会の特別報告者、デービッド・ケイなる人物が記者会見し、「日本の報道の独立性は(政府の圧力によって)重大な脅威にさらされている」と述べました(産経新聞4月23…
  • やくざ国家・中共に日本はどう対峙すべきか(その4)

    過去の記事はこちらをご覧ください。 ・やくざ国家・中共に日本はどう対峙すべきか(その1) http://asread.info/archives/3096 ・やくざ国家・中共に日本はどう対峙すべきか(その2) h…
  • やくざ国家・中共に日本はどう対峙すべきか(その3)

    過去の記事はこちらをご覧ください。 ・やくざ国家・中共に日本はどう対峙すべきか(その1) http://asread.info/archives/3096 ・やくざ国家・中共に日本はどう対峙すべきか(その2) h…
  • やくざ国家・中共に日本はどう対峙すべきか(その2)

    過去の記事はこちらをご覧ください。 ・やくざ国家・中共に日本はどう対峙すべきか(その1) http://asread.info/archives/3096  したたかな中共が日米分断のために仕掛けてきている歴史…
  • 「万引き記録で自殺した中学生」と「保育園落ちた日本死ね」について――曽野綾子女史に物申す

     報道によれば、広島県の中学三年生が、やってもいない万引きの記録のために志望高校への推薦を拒否され、それが理由で自殺したとのこと。世間は、学校側の責任を問う声ばかりでずいぶん沸き立っているようですが、肝心のことが問われな…
  • やくざ国家・中共に日本はどう対峙すべきか(その1)

     アメリカの覇権後退とともに、国際社会はいま多極化し、互いが互いを牽制し、あるいはにらみ合うやくざの跋扈のような状態を呈しています。  さて、やくざ状態といえば、中共こそは最大のやくざ国家であり、しかもわが国はそのすぐ…
  • 奨学金も借りられない若者いじめの日本

     ラジオで奨学金制度が暗礁に乗り上げていることを知りました。  ふつう高3の5月に予約申請をするのですが、その時点ではそもそも大学に入学できるか決まっていず、大学卒業後、正規社員として採用されるかどうかもわかりません。…
  • テロとグローバリズムと金融資本主義(その3)

     このシリーズ(その1)で私は、第一次大戦時にバルカン半島が「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれたのに倣い、現在の世界情勢がその当時によく似ていると指摘したうえで、次のように書きました。  しかし、今やこの「火薬庫」の力…
  • 「日韓合意」は安倍政権の致命的な失敗

     お正月早々みなさまをお騒がせしてまことに申し訳ありません。しかし昨年12月28日、日韓外相間で交わされた「日韓合意」が何を意味するかについて言わずにはおれないのです。これは安倍外交の致命的な失敗というべきです。 …
  • テロとグローバリズムと金融資本主義(その2)

     ところで、IS関連報道で気づくのは、テロ現場の実態や入り乱れた国際間の緊張関係や紛争地域の戦闘状態について書かれた記事は多く見られますが、IS域内の住民の生活実態についての公正中立な報告がたいへん少ないことです。 …
  • テロとグローバリズムと金融資本主義(その1)

     11月13日に起きたパリ同時多発テロに関するマスコミの論調は、どれも痒い所に手が届かない印象があります。なぜこうした事件が世界で頻発するのかという問いかけはしきりになされているのですが、それに対する答えが、ISの過激な…
  • ユネスコ記憶遺産とは精神のグローバリズムである

     10月9日、国際連合教育科学文化機構(ユネスコ)の記憶遺産に、中国が申請した「南京大虐殺文書」の登録が認められました。 中国が主張してきた「南京大虐殺30万人説」が、何の証拠も確実な目撃証言もなく、写真資料なども偽造や…
  • サントリーホールで平和運動をしないでください

     話題が少し古くて恐縮ですが、皆さんは、以下のような問題についてどう考えますか。  数日前、深夜たまたまつけたNHK・Eテレで、8月11日に行われたサントリーホールのコンサートの模様を放映していました。演奏者はいま…
  • 今こそ消費増税反対の声を

     去る9月9日、2017年4月から消費税が10%に増税される件について、財務省が2%の還付制度に関する一つの案を提出しました。  この提案は、もともと低所得者層の負担軽減のために、日用の食料品に対しては軽減税率を適用す…
  • TPPはなぜ妥結すべきでないのか

     TPP交渉船団はこの夏、どうやらハワイ近海の暗礁に乗り上げたようですが、乗り上げたまますべて廃船となることを切に望みます。この条約交渉の目指すところが、自由貿易の促進によって関係各国の絆を深くし、相互の利益を生み出すと…
  • 大好きな北軽をさびれさせたのは誰か

     北軽井沢に毎年行きます。今年も数日間行ってきました。滞在地から8キロ離れた浅間山はレベル2の状態が続いており、じっさい黒ずんだ噴煙が少々立ち昇っているのが見えましたが、その種のことをあまり気にしないタチなので、全然不安…
  • 集団的自衛権と憲法改正(その4)

     それでは、前回の考え方に従って、以下に「私の憲法草案」を提示します。多くの方のご意見、ご批判を仰ぎたいと思います。  なお前回、二つ言い忘れたことがあります。  ひとつは、先に憲法は何よりも簡潔を旨とすべしという意…
  1. 2016-4-14

    なぜ保育園を増やしても子供の数は増えないのか ~少子化問題の本当の原因~

    「日本死ね」騒動に対して、言いたいことは色々あるのですが、まぁこれだけは言わなきゃならないだろうとい…

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  3. 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がアカデミー賞最多の6部門賞を受賞した。 心から祝福したい。…
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