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アーカイブ:2014年 6月
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何故、保守派の言論人たちは安倍批判を出来ないのか?
4月10日の文芸春秋の記事に、現在の安倍政権に関する面白い分析が書かれていました。 「株価依存内閣」の危うい舵取り アベノミクスのバロメーターは、なにより株価だ」3月11日、首相官邸。安倍は居並ぶ経… -
金融循環がもたらす経済危機?
インターネット動画「チャンネルAjer」の収録を行いました。 今回は「金融循環がもたらす経済危機?」というタイトルで、全体で約30分のプレゼンテーションです。 『金融循環がもたらす経済危機?①』島倉原 AJER2… -
フランスで「反アマゾン法」が可決
オンライン書店が値引きした書籍を無料配送することを禁じる法案が、6月26日、フランス上院で可決された。 → 「反アマゾン法」無料配送を禁止する法案、フランスで可決 日本でもアマゾン社が提供を決めた学生向け値引きサ… -
【世代論特集】流行にも漫画にも従順なお利口さん
→ 【激論!酒鬼薔薇世代】私たちはキレる世代だったのか。 私達の世代の特徴といえばお利口さんが多いことではないかと思います。地域差はあると思いますがだいたい小学校の高学年ぐらいから週休二日制が入ってきてだんだん教科… -
【世代論特集】団塊世代が行った言論上の親殺し
→ 【激論!酒鬼薔薇世代】私たちはキレる世代だったのか。 「Tおじさん」と呼ばれた三人目の祖父 私には三人の祖父がいる。母方の祖父は子供に恵まれず、祖父の従兄弟の三女を養子として迎え入れた。養子となった女児は成… -
【世代論特集】出光佐三への共感
→ 【激論!酒鬼薔薇世代】私たちはキレる世代だったのか。 偉大な経営者を知る 百田尚樹にすっかりはまっています。『永遠の0』『影法師』『モンスター』『ボックス!』・・・どの作品も同じ作者が書いたとは思えないほどバリ… -
【世代論特集】世代間で受け継いで行くもの
→ 【激論!酒鬼薔薇世代】私たちはキレる世代だったのか。 世代について 世代とは、親から子供、子供から孫へと引き継がれるそれぞれの代のことです。通常は、約三十年を一世代と数えるようです。 「世」という漢字は、会… -
文化が失われるということ ー 英語に掻き消されていくフィリピンの面影
私が70年代にフィリピンのマニラで生まれたとき、うちの親が私に英語の名前を付けようとしました。それを聞いた祖父が母に「なぜわざわざ英語の名前を付けるの?スペイン語の名前にしなさい!」と、文句を言ったそうです。フィリピン… -
少数派の気構え
私が私であるということは、自分が考えねばならぬ 人権、自由ということについて何処彼処でありとあらゆる方面から声高に叫ばれているわけですが、昨今いろいろなところでセクシャルマイノリティの方々の「権利を、自由を認めよ!」… -
マンデル=フレミング・モデルに対する誤解(2)ー 失われた20年の正体(その18)
こんにちは、島倉原です。 前回は、「変動為替相場制のもとでは、マンデル=フレミング・モデルにより、理論的には財政政策の効果はないとされている」という議論が誤っていることを解説しました。 今回は、「変動為替相場制のもと… -
ナショナリズム論(7) 国家の必要性
国家について ナショナリズムについて論じた有名な本を参照し、国家(ネイション・ステート)について考えてきました。繰り返しになるところもありますが、国家について少しまとめてみます。 国家の近代性 アントニー・… -
【激論!酒鬼薔薇世代】私たちはキレる世代だったのか。
過日、浅草浅間神社会議室に於いてASREAD執筆者の30代前半の方を集め、座談会の席を設けました。今回はゲストに著述家の古谷経衡さんをお迎えして、いわゆる「キレる世代」と言われた私たちの世代の実情や、また社会に対する考え… -
山田方谷を知っていますか? ―日本の偉大な先人たち―
人類史上には有名な人たちがたくさんいますが、その偉大さにも関わらず、なぜか知名度がそれほどない人物もたくさんいます。知名度が伴わない人の代表例というのもおかしな話だとは思いますが、日本史上においては、山田方谷(やまだ … -
日本国憲法の諸問題 ー自由についての疑念ー
はじめてASREADに書かせていただく後藤と申します。私は学習塾をやりつつ文筆の修練をしている身です。ASREADの執筆陣はみなさん才気に溢れていて、私といたしましては尻込みしてしまうところもあるのですが、足りない才を根… -
マンデル=フレミング・モデルに対する誤解(1)ー 失われた20年の正体(その17)
こんにちは、島倉原です。 今回から3回にわたり、財政政策の効果が無い、あるいは効果が乏しいことの論拠としてしばしば持ち出される、マンデル=フレミング・モデルについて解説してみたいと思います。 マンデル=フレミング… -
松下幸之助、出光佐三から学ぶデフレ不況の乗り越え方
日本は、1997年のデフレ突入以降15年以上続く長いデフレ不況によって、企業は疲弊し、従業員の給料は上がらず、企業も従業員も共に苦しむことになりまた。 しかし、一方で、このような時代に台頭してきた企業もあります… -
安倍内閣の「成長戦略」(2)「混合診療の全面解禁」
安倍内閣の「成長戦略」でもう一点、筆者が危惧しているのは「混合診療」の全面解禁問題だ。政府の規制改革会議は三月二十七日、「選択療養制度(仮称)」の創設を提言した。これは、患者と医師の合意を前提に、保険診療と保険外診療の… -
ナショナリズム論(6) 対E・J・ホブズボーム
近代的領域国家 E.J.ホブズボーム(Eric John Ernest Hobsbawm, 1917~2012)の『ナショナリズムの歴史と現在』を参照し、ナショナリズムについて考えてみます。 本書ではまず、〈私は「… -
安倍内閣の「成長戦略」(1)「外国人労働者受入れ拡大」
前回まで、安倍内閣の外交・安全保障政策に関して概ね肯定的に論じてきたが、筆者は決して安倍内閣の政策を全面的に支持しているわけではない。「アベノミクスの第三の矢」と言われる「成長戦略」には不適切なものが多いと考える。 … -
安倍内閣の安全保障政策(3)「日米防衛協力の指針」改定交渉
安倍内閣は発足以来、防衛政策の抜本的見直しを矢継ぎ早に打ち出してきている。まず、防衛費に関して十一年続いた削減傾向に歯止めをかけ、2013年度は前年比0.8%、2014年度は2.8%の増額に踏み切った。 国内の法整備…