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アーカイブ:2014年
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他がために金は成る?ーデフレは財務省主導?ー
格差社会、巨額の借金の付け、真の敵は誰だ! 前回の記事の内容を要約すれば、次のようなことになる。 ”1980~1997年の17年間に187兆円の財政出動して名目GDPは280兆円増加した、 一方… -
『金閣寺』から見る三島由紀夫の美の追求
三島由紀夫の代表作『金閣寺』 『金閣寺』は、1950年におきた金閣寺放火事件を下敷きにしたフィクションです。三島の最も成功した代表作というだけでなく、近代日本文学を代表する傑作の一つと見なされ、海外でも評価が高い… -
サラリーマンエコノミストにご用心?~御用コメンテーターが日本を壊す~
7~9月期GDPV字回復のはずが・・・?! 2014年7~9月期の国内総生産(GDP)速報値が、発表されました。年率換算で-1.6%。4~6月期の大幅なマイナスからV字回復するとの見方が強まっていた状況で、結局2… -
『永遠のゼロ』を私はこう見る
当サイトに、藤井聡氏のエッセイ「永遠にゼロ?」(2014年9月9日 三橋経済新聞掲載)に対する木下元文氏の辛辣な批判が寄せられました(「藤井聡の『永遠にゼロ?』への失望の仕方」9月14日掲載)。私も木下氏の藤井批判にほ… -
ドクター非モテの非モテ教室(その一)
「ミソジニー」ってナニ? 博士:やあ諸君、初めまして。ワシは非モテ問題について研究しているドクター非モテじゃ。 言っておくがワシ自身がモテないから「ドクター非モテ」なのではないぞ。あくまで「非モテ」男性の抱える… -
フランツ・カフカは妹萌えを100年先取りしている
たまには不条理文学などいかがですか? 『変身』は、フランツ・カフカの中編小説。ある朝目覚めると巨大な虫になっていた男と、その家族の顛末を描く物語で、カフカの作品の中ではもっともよく知られている作品です。 19… -
GDPが1997年以後、なぜ失速したかを解説
本記事は「消費税増税の言い訳、実はコロコロ変わっている」の続編です。 ぜひあわせてご覧ください。 明後日の方向に飛んで行くアベノミクスの矢 アベノミクスは失敗という結論はとっくに出ている。 増税を延期しても景… -
「女装」が女の子にモテる理由
女装して、女の子にモテよう! 女装は異常者のすること―このような認識は、もはや前世紀の遺物として葬られつつあるのです。 拙稿「女装保守の誕生」において、私は高らかに(?)こう宣言しました。女装にどうしてもネガ… -
あなたの思い込みから言論抑圧は生じる
言論弾圧は、日常の何気ない場面から始まる 言論抑圧と聞くと、現代社会には合わない、時代遅れの言葉に聞こえるかもしれない。または、独裁的な政治体制下において行われる、情報統制を連想するかもしれない。 第二次世界大戦… -
僕らがろくでなし子に抱く違和感はどこから来るのかーフェミニストが「性表現」で逮捕される時ー
作家の北原みのりさん、漫画家のろくでなし子さんが12月3日、警視庁保安課に逮捕されました。 スポニチの記事によりますと、二人の逮捕容疑は、昨年10月~今年7月、北原さんの経営する文京区の店で、ろくでなし子さんが… -
知っておきたい退職金の話
こんにちは、社会保険労務士の門山です。今日のテーマは労務関係のお役立ちの「退職金」についてです! 従業員への退職金はどうしたらいいでしょう、と質問されることがあります。「どうしたら」という意味には、色んな場合があり… -
『21世紀の資本』と民主主義の問題
話題となっているトマ・ピケティ『21世紀の資本』の日本語版が、2014年12月8日に発売されました。アメリカでベストセラーになっていることもあり、既に多くの人が論じていますし、これからも多くの人が論じていくことでしょう… -
台湾から届いたデス声のラブコールーCHTHONIC(ソニック)「玉砕」ー
日本を応援する台湾メタルの曲とは? 今回は、曲の紹介をしましょう。CHTHONIC(ソニック)の「玉砕」(Broken Jade)という曲です。ソニックは、台湾ブラック・メタルシーンの草分け的な存在で、同曲は『高砂軍… -
消費税増税の言い訳、実はコロコロ変わっている
「消費税が増えるのはしょうがない」と言い続けることで庶民を諦めさせるテクニック 消費税10%をあたかも既定路線であるかのように言う輩が多い。世界的(特にEU諸国)にデフレ不況に陥っているとき、我が国の消費税増税は世界… -
消費税、所得税、相続税。変わるもの、変わらないもの。
ベンチャーサポート税理士法人の森です。もう今年も残すところあと少しとなりました。実働日で考えると10日もないということに驚きます。 さて先月、大きな税金の発表がありました。皆様ご存知のように、安倍首相が記者会見で2… -
日本は韓国に謝り続けなければいけないのか?内田樹の出鱈目コラムについて
産経新聞のコラムを読んで、驚愕した。久々に怒りが湧いてきた。全国の読者、とりわけ、若い世代の読者がこうした出鱈目なコラムを読んで、おかしな妄想に取りつかれないために、ここで批判しておく。 日本は謝り続けないといけな… -
「殉愛」を読んで、やしきたかじんの生涯をおさらいしてみる
やしきたかじん氏の死 平成二六年一月三日、歌手、タレント、司会者のやしきたかじん氏(以降たかじん)が死去しました。享年六四歳でした。話芸には定評があり、「浪速の視聴率王」の異名を取るなど、特に関西圏では多大なる人気を… -
見たくないものを消し去るという大愚ー潜在成長率のパラドックスー
見たくないものを理念的に消し去ることは可能です。頭の中で「そんなものは存在しない」と強く念じ、一見もっともらしい「存在しない理屈」を造りだせばよいからです。あとは出来るだけ多くの同志を募り、皆でその理屈を大声で喧伝すれ… -
村上春樹における文学と政治 ―デタッチメントとコミットメント
** 目次 ** 【はじめに ―政治発言の凡庸さへのとまどい】 【空虚な政治発言1 ―日本の原子力政策批判】 (ⅰ)核利用は悪か? (ⅱ)原子力政策への批判 【空虚な政治発言2 ―ナショナリズム批判等】 (ⅰ… -
「正しいこと」の伝え方ー言論は何のためにあるかー
「うんそうや」さんは「うんこや」さんじゃないよ のっけから尾籠な話で恐縮です。小学校1、2年のころと記憶します。教室でやんちゃ坊主どもが、何かの話のきっかけから「うんそうや、うんそうや」と叫んではしゃぎ始めました。彼…