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投稿者プロフィール
青木 泰樹
1956年 神奈川県生まれ
1980年 早稲田大学政治経済学部経済学科卒業
1986年 同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学
1987年 帝京大学専任講師
1996年 同大学助教授
2007年 帝京大学短期大学教授
現在 東海大学非常勤講師 京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授 会社役員
専門 経済変動論、シュンペーター研究、現代日本経済論
主著
『経済学とはなんだろうか-現実との対話-』(八千代出版、2012年)
『シュンペーター理論の展開構造』(御茶の水書房、1987年)
『経済学者はなぜ嘘をつくのか』(アスペクト社 2016年)他
青木 泰樹一覧
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労働生産性をめぐる「合成の誤謬」
社会が個々人から成り立っている以上、たとえ一個人の行動といえども社会に何らかの影響を及ぼしていることに疑いはありません。もちろん、総理大臣でもない限り、一個人の影響力など微々たるものでしょう。しかし、個々人が集団で同じ… -
- 2015/4/2
- 経済
パッチワーク経済学-リフレ派の幻想-(後編)
前編は以下からご覧ください。 パッチワーク経済学-リフレ派の幻想-(前篇) マネタリズムとケインズ経済学の邂逅? リフレ派は量的緩和政策によってベースマネーを増やすことはできるが、マネーストックを増加させるこ… -
- 2015/3/5
- 経済
パッチワーク経済学-リフレ派の幻想-(前篇)
前回は潜在GDPの定義をめぐる議論についてお話ししました(拙稿『見たくないものを消し去るという大愚-潜在成長率のパラドックス-』参照)。日本における潜在GDPの定義には、既存の諸資源を全て投入した場合の産出量として定義… -
見たくないものを消し去るという大愚ー潜在成長率のパラドックスー
見たくないものを理念的に消し去ることは可能です。頭の中で「そんなものは存在しない」と強く念じ、一見もっともらしい「存在しない理屈」を造りだせばよいからです。あとは出来るだけ多くの同志を募り、皆でその理屈を大声で喧伝すれ… -
- 2014/10/20
- 経済
主流派経済学と「不都合な現実」
現実にあるものを無いと言ったり、黒を白と言い張る人は世間から疎まれる存在です。しかし、その人に権力がある場合は事情が異なります。例えば絶対権力を有する独裁者の言の前では、人々は理不尽さを感じつつも外面上服従しなければな… -
- 2014/9/4
- 経済
ネオリベ経済学の正体
経済政策を理解するためには、その土台である経済理論を知る必要があります。需要重視の経済学であるケインズ経済学と新古典派理論を継承する主流派経済学がその代表です。しかし、昨今、こうしたステレオタイプな認識だけでは充分では…
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2016-4-14
なぜ保育園を増やしても子供の数は増えないのか ~少子化問題の本当の原因~
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やくざ国家・中共に日本はどう対峙すべきか(その1)アメリカの覇権後退とともに、国際社会はいま多極化し、互いが互いを牽制し、あるいはにらみ合うやくざの… -
2016/3/10
「マッドマックス」は単純なフェミニズム礼賛映画ではない「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がアカデミー賞最多の6部門賞を受賞した。 心から祝福したい。…
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