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カテゴリー:文化
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『日本式正道論』第七章 芸道
第七章 芸道 芸道とは、芸能・技芸を日本独自の形で体系化したものを言います。 伝統の上に立ち、広く技術を伝承する分野において芸の道が現れます。そこでは芸の修行が思想を生み、日常生活の場において如何に生かし… -
『日本式自由論』第三章 室町時代・安土桃山時代
第三章 室町時代・安土桃山時代 本章では、室町時代と安土桃山時代における自由を見ていきます。 第一節 中世仏教 中世仏教においても自由の言葉を見ることができます。 一休宗純(1394~1481… -
『日本式自由論』第二章 鎌倉時代
第二章 鎌倉時代 本章では、鎌倉時代の文献に現れる自由を見ていきます。 第一節 御成敗式目 鎌倉幕府の基本法典である『御成敗式目(1232)』には、自由の用例が数多く示されています。 [四条… -
『日本式正道論』第六章 町人道
[toc] 第六章 町人道 町人道は、江戸の町人に由来する思想です。 幕藩体制下における経済活動の高まりとともに、町人の間に独自の生き方を模索する動きが生まれました。具体的には、正直・信用・倹約… -
『日本式自由論』第一章 奈良時代・平安時代
第一章 奈良時代・平安時代 本章では、日本の歴史において日本人が書き記した文書中の「自由」の使用例を見ていきます。まずは、奈良時代と平安時代における自由です。 第一節 六国史 奈良・平安時代… -
『日本式自由論』序章 自由という言葉
【目次】 序章 自由という言葉 第一節 日本語の自由 第二節 二つの系譜 第三節 自由の起源 序章 自由という言葉 自由について。 自由という言葉について 第一節 日本語の自由… -
『日本式正道論』第五章 武士道
【目次】 第五章 武士道 第一節 和歌 第二節 説話物語 第三節 軍記物語 第四節 家訓 第一項 北条早雲 第二項 黒田長政 第三項 本多忠勝 第五節 甲陽軍鑑 第六節 兵法家伝書 … -
『日本式正道論』第四章 儒道
【目次】 第四章 儒道 第一節 朱子学派・京学 第一項 藤原惺窩 第二項 林羅山 第三項 室鳩巣 第四項 新井白石 第二節 朱子学派・南学 第一項 山崎闇斉 第二項 浅見絅斉 第三節 陽明… -
『日本式正道論』第三章 仏道
【目次】 第三章 仏道 第一節 平安仏教 第一項 天台宗の最澄 第二項 真言宗の空海 第三項 天台宗の源信 第四項 西行 第二節 鎌倉仏教・浄土系 第一項 浄土宗の法然 第二項 浄土真宗の… -
漫画思想【06】勇気ある者たち ―『ダイの大冒険』―
今回は、名作『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』をご紹介します。原作は三条陸先生、作画は稲田浩司先生で、1989年から1996年までの7年間に渡り『週刊少年ジャンプ』で連載されていました。監修とし… -
『日本式正道論』第二章 神道
【目次】 第二章 神道 第一節 日本書紀 第二節 神皇正統記 第三節 唯一神道 第四節 国学の系譜 第一項 契沖 第二項 荷田春満 第三項 賀茂真淵 第四項 本居宣長 『直毘霊』 『… -
『シン・ゴジラ』は『ゴジラ対フェミニスト』である。
『シン・ゴジラ』は『シン・レッドマン』である。 ■はじめに■ 本稿では『シン・ゴジラ』について多少のネタバレが存在します。決定的なものはないかと思いますが、未見の方は一応、そこをご了承いただきたく存じます。 … -
漫画思想【05】人間の強さと弱さ ―『幽遊白書』―
私には、少年時代に大きな影響を受けた漫画があります。それは、冨樫義博先生の名作『幽☆遊☆白書』です。1990年~1994年まで『週刊少年ジャンプ(集英社)』で連載されていました。この作品は私の精神に刻まれた… -
『日本式正道論』第一章 道の場所
【目次】 第一章 道の場所 第一節 和歌 第一項 万葉集 第二項 古今和歌集 第三項 新古今和歌集 第二節 随筆 第一項 方丈記 第二項 徒然草 第三節 物語 第一項 源氏物語 第二項 … -
漫画思想【04】常識の裏側 ―『アホガール』―
今回は、ヒロユキ先生の『アホガール』を取り上げます。本作は衝動によって生きるアホな少女「よしこ」と、その幼馴染みで苦労人の「あっくん」が繰り広げるドタバタギャグ漫画です。 笑いを生み出す才能 まず… -
『日本式 正道論』序章 世界と国家と人生、そして道
『序章 世界と国家と人生、そして道』 【目次】 序章 世界と国家と人生、そして道 第一節 心世界 第二節 境界線 第三節 垣領域 第四節 国家間 第五節 言乃葉 第六節 日本国 第七節… -
漫画思想【03】彼の戦う理由 ―『からくりサーカス』―
今回も藤田和日郎先生の作品から。題材は『からくりサーカス』です。この作品も週刊少年サンデーで連載されていた名作です。単行本は全43巻です。 子供を助ける大人のキャラクター すでに読んでいる方にはお分か… -
漫画思想【02】嘘とまっすぐ ―『うしおととら』―
まずは、藤田和日郎先生の『うしおととら』からご紹介します。この作品は週刊少年サンデーで連載されていた名作です。単行本は33巻と外伝1巻です。 魅力的なキャラクター 『うしおととら』は、妖怪を退治で… -
漫画思想【01】漫画思想入門
世の中には、漫画というジャンルがあります。 現代日本において、漫画好きという方はかなりの割合で存在していると思われます。私も、重度の漫画マニアからすれば笑われるようなレベルではありますが、漫画を好きな人間の… -
「終活」としてのお焚き上げ ―我々は人形、ぬいぐるみとどう別れるべきか
お焚き上げの思い出 まずは私のプライベートな体験から話を始めることをお許しください。 私が小学生のころのことです。不要になった古い人形を処分することになりました。妙に信心深い一面のある母は、「お人形をそのまま捨て…