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アーカイブ:2014年 5月
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古市憲寿が日本のために戦うと言うとき [後編]
個人と国家 個人と国家、この二つの異なった根拠から、二つの道徳が導かれます。 古市さんは、「自分の個人の命より大事なものってなかなかないと思うんですね。自分の命を犠牲にしても国家のために戦うんだったら、個人の命を… -
ナショナリズム論(4) 対ベネディクト・アンダーソン
近代的現象としての国家? ここでは、ベネディクト・アンダーソン(Benedict Richard O'Gorman Anderson, 1936~ )の『定本想像の共同体 ナショナリズムの起源と流行』を参照してナショ… -
TPP交渉で次に米国が狙うのは日本のコメ市場開放か
4月の日米首脳会談の合意の中身が表に出ない中、5月12日から15日にかけてベトナムのホーチミンで首席交渉官会合、5月19日、20日の二日間でTPP閣僚会合が開かれました。2月のシンガポール閣僚会合後、次に閣僚会合を開く… -
安倍内閣の外交政策(1)「尖閣諸島防衛からみる日米関係の今」
二〇一四年四月の安倍・オバマ首脳会談は、日米外交史上、画期的なものとなった。米国へのめぼしい「お土産」が無かったにもかかわらず、日本側が得たものが大きかったからだ。 「グレーゾーン事態」に踏み込んだ「日米共同声明」 … -
移民推進を招くのは誰か?~ニッポン右派、思考停止左派連合 対 日本派ナショナリスト という対立軸~
先日、行われたチャンネル桜の討論で、経済評論家の三橋貴明さんが、現在の日本国内の一体どのような勢力が移民受け入れを推進しているのか?という問題について次のように言及していました。 保守という言葉の意味を狭… -
ナショナリズム論(3) 対アーネスト・ゲルナー
ナショナリズムの定義 ここでは、アーネスト・ゲルナー(Ernest Gellner, 1925~1995)の『民族とナショナリズム』を参考にしてナショナリズムを考えていきます。本書では、有名なナショナリズムの定義が出… -
古市憲寿が日本のために戦うと言うとき [前編]
戦争になったら逃げる? 私は流行にうとくテレビなどもあまり見ないのですが、MXテレビ「西部邁ゼミナール」などはネット上でたまに見たりします。中野剛志さんゲスト会の「国際法をふりかざしても無駄」を見ていて、ある若者が戦… -
ナショナリズム論(2) 対E・ルナン
西洋のナショナリズム論 前回に論じたことを念頭に置きながら、西洋のナショナリズム論を参照していきます。 有名どころから、E・ルナン『国民とは何か』・アーネスト・ゲルナー『民族とナショナリズム』・ベネディクト・アン… -
日本よ強くあれ!ー在日フィリピン人の考える国防ー
フィリピンの国歌の歌詞の最後の節は下記のようになっています。 栄光と愛情の地汝の腕の中に天国はあり汝を脅かす者あらばこの命 喜んで汝に捧げよう <参考:http://www.world-anthem.com/ly… -
日本との貿易交渉に関する政府高官によるプレスへの背景説明(仮訳)
http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2014/04/25/background-briefing-aboard-air-force-one-en-route-seoul-… -
ナショナリズム論(1) 国境や国籍にこだわる時代は終わったのか?
国境や国籍にこだわらないの? 平成25年9月25日、ニューヨーク証券取引所で安倍内閣総理大臣がスピーチを行いました。 http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/201… -
乗数効果低下論は主流派経済学の錯覚 ー 失われた20年の正体(その16)
こんにちは、島倉原です。 財政出動が経済成長をもたらす根拠となる乗数効果について取り上げてきましたが、経済学者の間では、乗数効果の存在は認めつつも、「1990年代以降、乗数効果は低下している(従って、財政出動してもあま… -
TPP:日米の基本合意があったという読売報道の裏側を読む
先月オバマ大統領来日時に行われた日米首脳会談後の声明を巡って、その解釈が割れています。甘利大臣への取材が出入り禁止になってでも繰り返される読売新聞の基本合意はあったのだとする報道から始まる一連の騒動について考えてみます… -
憲法9条をノーベル賞にしようという運動について・・・
憲法9条にノーベル賞を!! 主婦が思いつき、委員会へ推薦 戦争の放棄を定めた憲法9条にノーベル平和賞を――。 神奈川県座間市の主婦鷹巣直美さん(37)が思いつきで始めた取り組みに共感の輪が広がり、ノルウェー・ノ…