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アーカイブ:2015年 5月
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もう一つの見えない戦争-間接侵略の金字塔・明石工作に迫る-
栄光の明石工作 相手にされない日本 明治33年(1900)第二次露清密約により満洲がロシアの勢力圏となり、日本の目の前まで迫ろうとしてきました。日本の選択肢は2つです。和平か戦争です。 この時、元老筆頭… -
憲法論議より集団的自衛権優先?ー日本はアメリカの属国のままで良いのかー
オスプレイの配備 アメリカ海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイが、ハワイで演習中に着陸に失敗し、海兵隊員1人が死亡したほか、20人余りが病院に運ばれて手当てを受けた(5/18NHKニュース)。 開発当初から墜落… -
IT化、ロボット化で「無負担・高福祉でしかも無税国家」が実現できる
※この記事は「チャンネルAJER」様より記事を提供いただいています。 他の記事も読むにはコチラ 社会保障は低福祉・低負担か高福祉・高負担のどちらかしか無いとされている。しかしこれは人間が働いて稼いだカネで社会保… -
経済学を学ばなくても経済音痴は克服できる
5月15日にPHP研究所で、経済評論家の三橋貴明氏、評論家の中野剛志氏と一緒に、特別シンポジウム「日本の資本主義は大丈夫か――グローバリズムと格差社会化に抗して」というのをやりました。当日参加してくださった多数の皆さん… -
近代を超克する(3)「近代の超克」論文を検討する[中編]
前回に引き続き、座談会「近代の超克」参加メンバーの論文を検討していきます。 吉満義彦『近代超克の神学的根拠』 吉満の論文では、近代的精神の問題が、近代的無神論の問題としてとらえられています。その見解は… -
もう一つの見えない戦争-日露戦争の英雄・明石元二郎-
英雄・明石元二郎 ~ その素顔は奇人・変人!? 「坂の上の雲」が描く明石元二郎 本文ではこれまでインテリジェンスと間接侵略について取り上げてきましたが、その成功例として日本史の栄光にして、世界史においても革… -
「労働はロボットに、人間は貴族に」が実現する経済制度とは
※この記事は「チャンネルAJER」様より記事を提供いただいています。 他の記事も読むにはコチラ 英国オックスフォード大学で「今後20年のIT化の影響で、米国における702ある職業のうち、およそ半分が失われる可能… -
大阪都構想の政治プロセスの観点から考える問題点
今回は、大阪都構想の問題に関して政治プロセスの観点から考えてみたいと思います。 最初に確認しておくべきことは、民主主義とはただの多数決ではないということです。確かに、最終的には議会における多数決で決まってしまうとい… -
本格化しつつある「配偶者控除」見直しの議論について
ベンチャーサポート税理士法人の森です。 さてGW前とGW中の日経新聞に気になる税金のニュースが載ってました。 ご覧になられた方も多いかと思いますが、「配偶者控除」という所得税の控除を見直す検討を本格化したニュ… -
戦後レジーム脱却の方法ー保守を再考する
反転してしまった戦後 戦後という空間がどのような構造あるいは現象を軸にして構成、構築されているのでしょうか。このことはある種の難題ですが、私は戦後という時代は反転という現象が軸となった体制と考えます。 文学者福田… -
近代を超克する(2)「近代の超克」論文を検討する[前編]
「近代の超克」に関する言説から、近代の意味と、それを超克するための方法について検討していきます。まずは、各メンバーの論文から検討していきます。 亀井勝一郎『現代精神に関する覚書』 亀井の論文では、… -
中国人留学生のグローバリズム批判
勤務する大学で二年生のゼミを担当しています。新学期が始まって、今年のゼミ生は18名。そのうちなんと6名が留学生で、内訳は、中国人4名、韓国人1名、香港からが1名。自己紹介をさせた時、香港出身者が自分を中国人と名乗らなか…