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小浜逸郎一覧
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集団的自衛権と憲法改正(その3)
前回、「憲法改正」ではなく、断固として自主憲法制定を目指すべきだと述べました。しかしまた、そうは言っても、その成立を待っていたらいつまでたっても現憲法の不備をそのまま引きずることになりますし、解釈変更をこれ以上重ねるわ… -
- 2015/6/24
- 政治
集団的自衛権と憲法改正(その2)
前回、憲法についての自分の考えを述べると予告したのですが、その前に二つだけ言っておきたいことがあります。 一つは、いま行われている安保法制化の国会審議などのように、日本の安全保障にかかわる議論が進むと、国民の一… -
- 2015/6/10
- 政治
集団的自衛権と憲法改正(その1)
去る4月29日に安倍首相が、アメリカ議会で演説を行いました。中韓など一部勢力を除いておおむね好評だったようですが、私の個人的な感想としては、ただ一点以外には感心できませんでした。 アメリカ本国での演説ですから多少の… -
- 2015/5/25
- 経済
経済学を学ばなくても経済音痴は克服できる
5月15日にPHP研究所で、経済評論家の三橋貴明氏、評論家の中野剛志氏と一緒に、特別シンポジウム「日本の資本主義は大丈夫か――グローバリズムと格差社会化に抗して」というのをやりました。当日参加してくださった多数の皆さん… -
中国人留学生のグローバリズム批判
勤務する大学で二年生のゼミを担当しています。新学期が始まって、今年のゼミ生は18名。そのうちなんと6名が留学生で、内訳は、中国人4名、韓国人1名、香港からが1名。自己紹介をさせた時、香港出身者が自分を中国人と名乗らなか… -
- 2015/4/23
- 社会
道徳主義者の増加は活力衰弱の証拠
15年ほど前、『弱者とはだれか』(PHP新書)という本を書いて、その中で「優先席はやめたほうがいい」という意味のことを書きました。自分で言うのも何ですが、これってけっこう受けて、今でも予備校などの受験対策問題によく出さ… -
- 2015/4/3
- 社会
正しい言論はなぜ通らないのか―現代権力のしくみについて―
言論人の端くれとして、日ごろ「どうしてなのだろう」と、とても悔しく感じていることがあります。それは、自分ではそれなりに勉強し、この問題についてはこう考えるのが正しいとどうしても思えるのに、また、いろいろな人の言論を読ん… -
すべての女性がぼやく政策パッケージ――女性政策の欺瞞を暴く
【第190回国会(常会)予算委員会議事録(一部)】 小島(こじま)委員長: それでは次に、国吉瑞穂(くによし・みずほ)委員の質問に移ります。本日最後の質疑です。 国吉委員: 日本国民党の国吉です。よろしくお願… -
やめてください、「朝貢」は――中韓に膝を屈する自民党有力政治家
これからお話するのは、左翼批判ではありません。ある自民党有力政治家のあるまじき行動についてです。 去る2月13日、二階俊博総務会長は、1400人を引き連れて韓国を訪問し、朴槿恵大統領と面会しました。観光誘致を狙… -
愛国心は必要か(後編)
【議論参加者(敬称略)】 小浜逸郎 木下元文 議論の開始 [木下] 『愛国心を巡る議論[前編]』の続きになります。前編を読んでいない方は、そちらから先に読むことをお勧めします。 前編で示した小浜氏の… -
愛国心は必要か(前編)
【議論参加者(敬称略)】 小浜逸郎 木下元文 議論の場へのお誘い [木下] 「愛国心」は、何かと論争の的になる言葉です。特に現在の日本においては、愛国心を巡る議論は不毛な結果になりがちです。 ウ… -
- 2015/2/12
- 教育
まともな思考ができるために日本語力を鍛える
私は、自分の勤務する大学で「個と集団」という講義を担当していますが、期末にテストを行います。先日その採点が終わったばかりのところです。 テストは論述形式で、授業で教えた内容にかかわることから五つほどの問いを作成… -
団塊文芸批評家のずっこけ
とうとう戦後70年までやってまいりましたね。 私ども団塊世代は、いわゆる「戦争を知らない」最初の世代ですが、それでも幼いころ、いろいろな意味で敗戦日本という未曽有の事態の濃密な影を背負って育ってきましたから、自… -
パリ銃撃事件の背景をよく考えてみよう
以下の記述は、拙ブログに掲載済みの「EU崩壊の足音聞こゆ」、および当サイトに掲載された拙稿「なぜ中東で戦争が起こるのか」と合わせて読んでいただければ幸いです。 一括りにテロ批判しただけでは、複雑な事情は見えてこな… -
- 2014/12/24
- 文化
『永遠のゼロ』を私はこう見る
当サイトに、藤井聡氏のエッセイ「永遠にゼロ?」(2014年9月9日 三橋経済新聞掲載)に対する木下元文氏の辛辣な批判が寄せられました(「藤井聡の『永遠にゼロ?』への失望の仕方」9月14日掲載)。私も木下氏の藤井批判にほ… -
- 2014/12/8
- 思想
「正しいこと」の伝え方ー言論は何のためにあるかー
「うんそうや」さんは「うんこや」さんじゃないよ のっけから尾籠な話で恐縮です。小学校1、2年のころと記憶します。教室でやんちゃ坊主どもが、何かの話のきっかけから「うんそうや、うんそうや」と叫んではしゃぎ始めました。彼… -
- 2014/11/21
- 政治
冷静に安倍政権の2年間を振り返る
安倍晋三総理は何を残したのか。政策ごとに冷静に検証 消費増税延期、解散総選挙ということになりました。投開票日が12月14日ですから、第2次安倍政権はぴたりと丸2年続いたわけです(前回は2012年12月16日)。民主党… -
なぜ中東で戦争が起こるのか ー押し付けられる欧米の価値観ー
北海道大学の学生はなぜ「イスラム国」に志願したか これから述べることは、一部の新聞、公共放送、ウィキペディアその他ネット情報から得たごく限られた知識に基づいていますので、「こうこうである」という断定ができません。その… -
英語、英語と騒ぐな文科省
何の為に?英語教育推進の動機 昨年(2013年)の12月に、文科省は、「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」なるものを策定し、小学校中学年からの英語力の向上に向けて本格的に取り組むことにしました。 文部… -
恋をしない若者を論じ、少子化問題に及ぶ
若者の“恋愛離れ”は本当か? 最近、大学の同僚で、進路指導が上手なことで人気の高いある教員から、「いまの学生は、男も女も異性にもてたいという気持ちがないんですよ」という話を聞きました。これはあくまでも個人の立場からの…
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2016-4-14
なぜ保育園を増やしても子供の数は増えないのか ~少子化問題の本当の原因~
「日本死ね」騒動に対して、言いたいことは色々あるのですが、まぁこれだけは言わなきゃならないだろうとい…
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2016/3/14
やくざ国家・中共に日本はどう対峙すべきか(その1)アメリカの覇権後退とともに、国際社会はいま多極化し、互いが互いを牽制し、あるいはにらみ合うやくざの… -
2016/3/10
「マッドマックス」は単純なフェミニズム礼賛映画ではない「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がアカデミー賞最多の6部門賞を受賞した。 心から祝福したい。…