カテゴリー:思想
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今回は、保守思想家と呼ばれることもあるイギリスの政治家バーク(Edmund Burke, 1729~1797)と、フランスの政治家トクヴィル(Charles Alexis Henri Clrel de Tocq…
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三つの位がある。
三位とは、自・今・神である。
自と今と神は、一つの体である。
これを、真・三位一体という。
真なる三位一体、すなわち、開闢である。
現実の世界が、不完全な世界である理由…
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モンテスキュー(Charles Louis de Secondat de la Brde et de Montesquieu,1689~1755)は、フランスの啓蒙思想家であり、法学者です。著書である『法の精神…
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一なる神が存在する。
一なる神が在る。
一なる神が在った。一なる神が在るだろう。
故に、
一なる神が続いていた。
一なる神が続いている。
一なる神が続くだろう。
一…
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ルソー(Jean-Jacques Rousseau, 1712~1778)は、フランスの啓蒙思想家です。著書である『社会契約論』は、フランス革命に大きな影響を与えました。
ルソーの社会契約
ルソー…
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神という概念は、宗教において最も重要なキーワードの一つです。神という概念を持たない宗教においても、それが神という概念を持たないという観点から、他の宗教との興味深い比較が可能になります。
「神」を調査す…
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今回は、イギリスの哲学者であるホッブズ(Thomas Hobbes、1588~1679)とロック(John Locke, 1632~1704)の著作を参照していきます。
ホッブズによる人工の人間コモン…
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ニッコロ・マキャヴェリ(Niccolò Machiavelli, 1469~1527)は、イタリアのルネサンス期の政治思想家であり、フィレンツェ共和国の外交官です。著書である『君主論』および『政略論』(ローマ史…
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今回は、古代ギリシャの歴史家ポリュビオス(Polybius, B.C.204?~125?)と、共和政ローマ期の政治家であり哲学者でもあるキケロ(Marcus Tullius Cicero, BC106~BC43)の…
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近代的な価値観であるデモクラシー(民主主義、民衆政治)について検討するために、ここでは古代ギリシャの哲学者プラトン(Plato, B.C.427?~347?)とアリストテレス(Aristotle、B.C.384~3…
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近代的な価値観を超克するために、ここからしばらくは、政治上におけるデモクラシー(民主主義、民衆政治)について検討していきます。
政治について
政治とは、複数の人間が生活するための規準を決める活動、…
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前回、「憲法改正」ではなく、断固として自主憲法制定を目指すべきだと述べました。しかしまた、そうは言っても、その成立を待っていたらいつまでたっても現憲法の不備をそのまま引きずることになりますし、解釈変更をこれ以上重ねるわ…
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先人たちによる「近代の超克」、および「近代の終焉」という思想営為について見てきました。特に「近代の超克」については、竹内好(1910~1977)が取り上げたことで、現代においても一定の知名度があります。
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「近代の超克」について検討してきましたが、そのまとめに入る前に、保田与重郎(1910~1981)に触れておく必要があります。
保田与重郎について
保田与重郎(1910~1981)は、日本浪漫派の評論…
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「近代の超克」の論文に引き続き、座談会での発言について検討していきます。
座談会の的を絞る
座談会「近代の超克」では、13名の論者が集まって議論を展開しました。翌年に同名タイトルで発売された単行本…
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前回および前々回に引き続き、座談会「近代の超克」参加メンバーの論文を検討していきます。
三好達治『略記』
三好の論文には、次のような文章があります。
日本精神は、日本国の歴史、日本国民の生…
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前回に引き続き、座談会「近代の超克」参加メンバーの論文を検討していきます。
吉満義彦『近代超克の神学的根拠』
吉満の論文では、近代的精神の問題が、近代的無神論の問題としてとらえられています。その見解は…
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反転してしまった戦後
戦後という空間がどのような構造あるいは現象を軸にして構成、構築されているのでしょうか。このことはある種の難題ですが、私は戦後という時代は反転という現象が軸となった体制と考えます。
文学者福田…
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「近代の超克」に関する言説から、近代の意味と、それを超克するための方法について検討していきます。まずは、各メンバーの論文から検討していきます。
亀井勝一郎『現代精神に関する覚書』
亀井の論文では、…
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勤務する大学で二年生のゼミを担当しています。新学期が始まって、今年のゼミ生は18名。そのうちなんと6名が留学生で、内訳は、中国人4名、韓国人1名、香港からが1名。自己紹介をさせた時、香港出身者が自分を中国人と名乗らなか…
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2016-4-14
「日本死ね」騒動に対して、言いたいことは色々あるのですが、まぁこれだけは言わなきゃならないだろうとい…
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「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がアカデミー賞最多の6部門賞を受賞した。
心から祝福したい。…
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