カテゴリー:思想
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三つの哲学
世の中の考え方の大本を知るには、野田又夫さんの『哲学の三つの伝統 他十二篇』が丁寧に書かれていて、分かりやすく参考になるかと思われます。この著作では、哲学には〈三つの源から流れ出る三つの流れ〉があるとして…
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現在、政治論壇の中では、TPP問題、経済政策、原発問題等、様々な意味において思想的な混乱状態、あるいは混沌状態が発生していますが、そんな中で多くの論者が、「もはや思想的を右と左といったカタチで分類する時代は終わった」と宣…
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宗教における地獄
地獄とは、宗教上の世界観において想定されている複数の死後の世界のうちの一つです。罪を犯した者が、罰を受ける(責め苦を受ける)場所だと考えられています。
仏教の地獄は、六道(天道・人間道・修羅道・…
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私は、以前書きました記事において、3回に渡って、現在のネット社会における危機的状況について解説しました
インターネットでの言論活動について
インターネットが招く現代の危機
現代人はインターネットメディアと…
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優先順位
ものごとには、優先順位(priority)があります。
人間は心を持っていますから、それぞれの人がそれぞれの理由を持っています。そのため、それぞれの人は、異なった優先順位によって動くことになるのです。…
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「民主主義は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが」とはイギリスの元首相ウィンストン・チャーチルの言葉ですが、ほとんどの場合この言葉は、逆説的に「民主主義こそが最良である」と…
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「未来への挑戦だ」、「変革の断行だ」と叫び立てる者が跡を絶たない。それどころか、それを日常の挨拶のようにして遣う人間がその数を増しております。その背景には「人間礼賛」と「進歩軽信」という、理念における二つのモダン(近代…
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先日、元オウムで、現在「ひかりの輪」の代表の上祐史浩氏のある講演動画(上祐史浩『オウム真理教の問題の心理学的な分析』)を見たのですが、上祐氏はこのオウムという集団と、現在日本の多くの家庭が抱いている歪んだ親子間の愛情関係…
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議論について
物事を考えたり思想を深めたりする場合、そこには論理が必要になります。そのためには、本を読んだりして勉強することももちろん必要ですが、他人と議論するということも重要になってきます。
他人と議論をすると…
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確実な知識?
何かを話すということは、実はいろいろと大変なことだと思います。
好き勝手に話してばかりいると、他の人から信用できないやつだと思われてしまいます。他人からの信用を失うと、学業や仕事など、日々の生活をし…
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「いくら祖国のためとはいいながら、死ぬのは嫌だ、それがホンネというものだ」と言い張る人間が多い。実際に私は、あるテレビ・キャスターからそのような言葉をあびせかけられたことがある。
(『国民の道徳』西部邁)
現代人…
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先日の『お金や異性以上の価値とは何か?』の記事の中で、
また、別の自己啓発の話を持ち出すと、脳機能学者を自称する苫米地英人氏は、『宗教の秘密』という本で面白い問題提起をしています。いわく、「現代社会というも…
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2016-4-14
「日本死ね」騒動に対して、言いたいことは色々あるのですが、まぁこれだけは言わなきゃならないだろうとい…
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「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がアカデミー賞最多の6部門賞を受賞した。
心から祝福したい。…
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