カテゴリー:思想
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思想というものを考えていく上で、現代においては西欧からの影響を無視することはほとんど不可能です。日本思想の伝統においても、西欧からの影響は、古くはフランシスコ・ザビエルに代表されるキリスト教の伝来があり、幕末に…
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憲法改正の時が来た
現在、憲法改正論議が戦後、最も盛んと言われている。そのきっかけとなったのは、やはり安倍政権の誕生であろう。自由民主党と言えば結党以来、自主憲法制定を掲げてきた党であり、その党が護憲派左翼的な民主党…
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SPECIAL TRAILERS
佐藤健志氏の新刊『愛国のパラドックス 「右か左か」の時代は終わった』が、1月27日、アスペクトより発売されました。
日本の抱えるさまざまな問題を、<パラドックス>というコン…
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SPECIAL TRAILERS
佐藤健志氏の新刊『愛国のパラドックス 「右か左か」の時代は終わった』が、1月27日、アスペクトより発売されました。
日本の抱えるさまざまな問題を、<パラドックス>というコン…
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【議論参加者(敬称略)】
小浜逸郎
木下元文
議論の開始 [木下]
『愛国心を巡る議論[前編]』の続きになります。前編を読んでいない方は、そちらから先に読むことをお勧めします。
前編で示した小浜氏の…
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【議論参加者(敬称略)】
小浜逸郎
木下元文
議論の場へのお誘い [木下]
「愛国心」は、何かと論争の的になる言葉です。特に現在の日本においては、愛国心を巡る議論は不毛な結果になりがちです。
ウ…
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男性的な倫理観は、国家などの抽象的な論理的概念へ、女性的な倫理観は、家族などの具体的な感情的概念へ導かれる傾向があるように思われます。そうであるなら、二つの性差によるドラマが、人間社会では日々繰り広げられることになりま…
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資本主義の終焉を予言したマルクス
かつて、思想家であり偉大な経済学者でもあったカール・マルクスは、『資本論』の中で、資本主義の終焉を予言しました。しかし、現在において、その予言は未だ成就しておりません。
マル…
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とうとう戦後70年までやってまいりましたね。
私ども団塊世代は、いわゆる「戦争を知らない」最初の世代ですが、それでも幼いころ、いろいろな意味で敗戦日本という未曽有の事態の濃密な影を背負って育ってきましたから、自…
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本サイト2014年12月24日に、小浜逸郎氏の記事(『永遠のゼロ』を私はこう見る)が掲載されました。その記事の中で、2014年9月14日に掲載された私の記事(「永遠の0」にとんでもない難癖をつけてしまった京都大学大学院…
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たまには不条理文学などいかがですか?
『変身』は、フランツ・カフカの中編小説。ある朝目覚めると巨大な虫になっていた男と、その家族の顛末を描く物語で、カフカの作品の中ではもっともよく知られている作品です。
19…
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「うんそうや」さんは「うんこや」さんじゃないよ
のっけから尾籠な話で恐縮です。小学校1、2年のころと記憶します。教室でやんちゃ坊主どもが、何かの話のきっかけから「うんそうや、うんそうや」と叫んではしゃぎ始めました。彼…
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近代に入り、思想史において自由主義(Liberalism)、社会主義(Socialism)、保守主義(Conservatism)という三つの主義が出てきたと言われています。
消去法から保守主義を選ぶということ…
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北海道大学の学生はなぜ「イスラム国」に志願したか
これから述べることは、一部の新聞、公共放送、ウィキペディアその他ネット情報から得たごく限られた知識に基づいていますので、「こうこうである」という断定ができません。その…
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何の為に?英語教育推進の動機
昨年(2013年)の12月に、文科省は、「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」なるものを策定し、小学校中学年からの英語力の向上に向けて本格的に取り組むことにしました。
文部…
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言論とは、話したり書いたりして思想や意見を公表して論じることです。公表して論じるというその性質上、言論には考慮すべき点があるように思われます。
言論を問う
世の中には言論人と呼ばれる人たちもおり、言論活動によ…
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2014年9月9日の『三橋貴明の「新」日本経済新聞』に、京都大学大学院工学研究科教授の藤井聡の記事『永遠に「ゼロ」?』が掲載されました。
こう言っては失礼ですが、読んでいてあまりの低レベルに脱力してしまいました。こ…
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其の壹
人はどこかに頼りたい。それは恐らく生存本能である。頼るとなると人は過去に頼る。未来だって過去を材料にした類推に拠って導きだされたものに過ぎないだろう。「歴史に」と言えば聞こえは壮大、威厳に満ちて良いが、私の感…
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→ この記事の続編がアップされました。
本記事の内容については、私個人の責任に基づく見解であることを明記しておきます。
さて、「真正保守」思想を掲げている『表現者 2014年 09月号』に、藤井聡の『戦う以前にウ…
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産経新聞8月5日の朝刊6面、雑誌『正論』が月一回受け持つ欄にて〈中国の間接侵略に無防備過ぎる〉と題された、7月6日トークライブの詳報が掲載されました。この記事は、関岡英之氏の連載(第6回から第10回まで)で産経新聞の報道…
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2016-4-14
「日本死ね」騒動に対して、言いたいことは色々あるのですが、まぁこれだけは言わなきゃならないだろうとい…
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アメリカの覇権後退とともに、国際社会はいま多極化し、互いが互いを牽制し、あるいはにらみ合うやくざの…
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「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がアカデミー賞最多の6部門賞を受賞した。
心から祝福したい。…
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