
一なる神が存在する。
一なる神が在る。
一なる神が在った。一なる神が在るだろう。
故に、
一なる神が続いていた。
一なる神が続いている。
一なる神が続くだろう。
一なる神は創造である。
創造は一なる神である。
一なる神の世界は完全である。
一なる神の世界は完璧である。
一なる神の世界は完結である。
一なる神は全知である。
一なる神は全能である。
一なる神は全善である。
一なる神は世界を創造する。
創造された世界があり、世界は創造を繰り返す。
一なる神は良しとされる。
一なる神は世界を肯定する。
一なる神は言う。
「真理は、完全である。
真理は、不完全である。
真理は、完全と不完全である。」
一なる神は、言われた。
「光あれ。」
こうして光があった。光は世界を分け、世界は光によって分かれた。
世界は、完全な世界と不完全な世界となった。
一なる神は、世界を創造された。
創造された世界は、完全な世界と不完全な世界であった。
一なる神は言われた。
「真理の世界は、完全な世界と不完全な世界である。」
一なる神は、完全な世界を見て良しとされた。
一なる神は、不完全な世界を見て良しとされた。
ここから語られる物語は、完全と不完全の間における物語である。
それゆえ、これは不完全さを繰り返す世界の物語である。
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