カテゴリー:社会
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「最近の若い人は、人を殺すことを何とも思っていない。」
「透明な存在の自分」
「若者はキレると何をするかわからない」
こんなことを大真面目な顔をして、様々な肩書きを持った人間たちが、新聞、雑誌、テレビで…
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このシリーズ(その1)で私は、第一次大戦時にバルカン半島が「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれたのに倣い、現在の世界情勢がその当時によく似ていると指摘したうえで、次のように書きました。
しかし、今やこの「火薬庫」の力…
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お蔭様で、連載20回目を迎えることができました。字数的にはたいしたことないのですが、自分の中での「90年代」を掘り起こして、論を再構築していく試みはなかなか刺激的であります。
90年代を比較するとき、やはり…
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自由には、積極的なものと消極的なものがあります。前者の肯定者として、米国の精神分析学者で社会思想家であるフロム(Erich Fromm, 1900~1980)がいます。また、後者の肯定者として、イギリスの政治哲…
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※この記事は月刊WiLL 2016年1月号に掲載されています。他の記事も読むにはコチラ
「鬼女」って誰だ?
佐野研二郎氏のデザインによる二〇二〇年東京五輪のエンブレムが、白紙撤回へと追い込まれた「エンブレム騒動…
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人材育成というのは、企業にとって、永遠のテーマです。「経営学の父」と呼ばれたドラッガーも企業の第一の責任は、存続することだと説いています。
しかし、近年は「第二新卒」なる言葉が出てくるように、新卒で入社して…
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多様性(ダイバーシティ)というのが、大学教育を語る上で重要なキーワードになりつつあります。
「多様なバックボーンを持つ学生を擁することで、グローバル化する世界に対応できる人材を育てる」
そういった視点から、各…
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ジョン・スチュアート・ミル(John Stuart Mill, 1806~1873)は、イギリスの哲学者で経済学者です。社会民主主義や自由主義思想に多大な影響を及ぼしました。晩年は自ら社会主義者を名乗っています…
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さて、『江戸前の旬』というマンガで、主人公の旬が成人した際、成人式の日にお客さんが誰もお祝いに来ないというエピソードがありました。
それで、しょんぼりしていると、3日ほど経って、続々とお祝いを持って常連さん…
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オタク界のエラい人まで、俺らを叱っている件
ここしばらく何度か、「碧志摩メグ」ちゃんの件について書かせていただきました。
【関連記事】
・海女ちゃんが「女性差別」と騒がれている件
・フェミニストが萌えキャ…
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皆様、年越しからお正月はどのようにお過ごしでしょうか?
帰省で実家に帰っている方、長期間の休みを利用して、海外旅行へ出国される方も多いでしょう。
しかし、私なんかは、だいたい年を越してからは近くの神社…
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今回はドイツの哲学者イマヌエル・カント(Immanuel Kant, 1724~1804)と、ドイツの哲学者ヘーゲル(Georg Wilhelm Friedrich Hegel, 1770~1831)の見解を参…
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そもそも共謀ってなに?
パリでテロ事件が起きて以降、日本国内で「テロ対策のために共謀罪が必要なんじゃないか?」ということが議論され始めています。
しかし、共謀罪とは一体なんなのでしょうか?いや、そもそも「共謀…
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「常識」という日本語は、明治時代に英語のコモン・センス(common sense)の訳語として定着しました。今回は、常識について少し考えてみます。
常識の定義
まずは、辞書の定義から。
『岩波 哲学・…
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ところで、IS関連報道で気づくのは、テロ現場の実態や入り乱れた国際間の緊張関係や紛争地域の戦闘状態について書かれた記事は多く見られますが、IS域内の住民の生活実態についての公正中立な報告がたいへん少ないことです。
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昔、お化け番組がありました。
視聴率が70%を切ることは珍しく、まさに、老若男女が一年の締めに見る番組。そう、NHK紅白歌合戦です。
私も90年代後半ぐらいまでは紅白歌合戦を見ていましたが、今では録画…
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※この記事は月刊WiLL 2016年1月号に掲載されています。他の記事も読むにはコチラ
朝日謝罪から一年二カ月
朝日新聞の「誤報謝罪会見」から一年二カ月が経った。今夏にようやく産経新聞の取材を受けた植村隆氏は、…
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パリのテロ事件はヨーロッパを変えるか?
11月14日のパリでのテロ事件当日、作家で思想家の東浩紀氏のこんなツイートが一部で注目を集めていたようです。
911がアメリカを変えたように、これはヨーロッパを変えるな…
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(国内放送等の放送番組の編集等)
第4条 放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一 公安及び善良な風俗を…
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※この記事は「まぐまぐニュース!」様より記事を提供いただいています。
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今回の「3分間書評」で取り上げるのは、現在Amazonでも売れ筋ランキングの上位に入っている…
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2016-4-14
「日本死ね」騒動に対して、言いたいことは色々あるのですが、まぁこれだけは言わなきゃならないだろうとい…
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「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がアカデミー賞最多の6部門賞を受賞した。
心から祝福したい。…
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