オシャレでスマートなスーパーグローバル大学のキャッチコピーを比較してみた
- 2014/6/9
- 教育
- グローバル化, 大学, 英語公用語化
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「トリプルグローバル・スーパー研究者育成大学院大学」って。笑
私の頭がおかしくなったのか、日本がおかしくなったのか、どちらか分かりませんが(おそらく私の頭がおかしいのでしょうが)、他の大学の構想名も少し覗いてみましょう。
まず、私が陽タイプの大学だなと思うところを紹介してみます。
≪千葉大学≫
グローバル千葉大学の新生 ―Rising Chiba University―
≪総合研究大学院大学≫
トリプルグローバル・スーパー研究者育成大学院大学の創成
≪横浜市立大学≫
未来都市創成のためのグローバルな人材を生み出すスーパーグローバル大学
≪武蔵大学≫
「ゼミの武蔵」 × 国際化 ⇒ Global Citizen
いやあ、「Rising Chiba University」って、恰好良いですねぇ…(棒読み)。トリプル(3重)グローバルも素晴らしいわけで、クアドラプル(4重)グローバル、クインタプル(5重)グローバルへと進化の可能性も期待できますね。グローバル人材のためには、スーパーグローバル大学だというのも、趣旨を分かっていますね。国際化を掛けると地球市民になるっていうのも、超進化って感じで素敵ですね(苦笑)。
最後に、間違っているかもしれませんが、私が陰タイプの大学だなと思うところを紹介してみます。
≪東京外国語大学≫
「世界から日本へ、日本から世界へ」 ―人と知の循環を支えるネットワーク中核大学―
≪高知大学≫
スーパーグローカルな高知大学の形成
≪兵庫県立大学≫
世界とともに 未来はここに 兵庫県立大学 ~地域との戦略的提携と中高大連携~
≪青山学院大学≫
世界と繋がり、未来を切り拓く『知力』を育む教育研究構想
さて、文部科学省所管のスーパーグローバル大学等事業、および各大学の構想名を見てきましたが、皆様はどのように感じられたでしょうか? 何がおかしく、誰がおかしいのか? それを考えてみることは、それほど無駄なことではないと思われます。
スーパーグローバル大学シリーズ
第一回 『スーパーグローバル大学(笑)』
第二回 オシャレでスマートなスーパーグローバル大学のキャッチコピーを比較してみた
第三回 スーパーグローバル大学でちょっと妄想してみた
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