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  • 近代を超克する(1)

    「近代の超克」の問題意識を受け継ぐ

    1773
     思想というものを考えていく上で、現代においては西欧からの影響を無視することはほとんど不可能です。日本思想の伝統においても、西欧からの影響は、古くはフランシスコ・ザビエルに代表されるキリスト教の伝来があり、幕末には黒…
  • 近代を超克する(2)

    「近代の超克」論文を検討する[前編]

    1774
     「近代の超克」に関する言説から、近代の意味と、それを超克するための方法について検討していきます。まずは、各メンバーの論文から検討していきます。 亀井勝一郎『現代精神に関する覚書』  亀井の論文では、近代…
  • 近代を超克する(3)

    「近代の超克」論文を検討する[中編]

    1776
     前回に引き続き、座談会「近代の超克」参加メンバーの論文を検討していきます。 吉満義彦『近代超克の神学的根拠』  吉満の論文では、近代的精神の問題が、近代的無神論の問題としてとらえられています。その見解は、キ…
  • 近代を超克する(4)

    「近代の超克」論文を検討する[後編]

    1777
     前回および前々回に引き続き、座談会「近代の超克」参加メンバーの論文を検討していきます。 三好達治『略記』  三好の論文には、次のような文章があります。  日本精神は、日本国の歴史、日本国民の生命と…
  • 近代を超克する(5)

    「近代の超克」座談会を検討する

    1778
     「近代の超克」の論文に引き続き、座談会での発言について検討していきます。 座談会の的を絞る  座談会「近代の超克」では、13名の論者が集まって議論を展開しました。翌年に同名タイトルで発売された単行本では…
  • 近代を超克する(6)

    「近代の終焉」論文を検討する

    1779
    「近代の超克」について検討してきましたが、そのまとめに入る前に、保田与重郎(1910~1981)に触れておく必要があります。 保田与重郎について  保田与重郎(1910~1981)は、日本浪漫派の評論家で…
  • 近代を超克する(7)

    近代を超克するということ

    1780
     先人たちによる「近代の超克」、および「近代の終焉」という思想営為について見てきました。特に「近代の超克」については、竹内好(1910~1977)が取り上げたことで、現代においても一定の知名度があります。 …
  • 近代を超克する(8)

    対デモクラシー[1] ヘロドトスとトゥキュディデス

    2001
     近代的な価値観を超克するために、ここからしばらくは、政治上におけるデモクラシー(民主主義、民衆政治)について検討していきます。 政治について  政治とは、複数の人間が生活するための規準を決める活動、およ…
  • 近代を超克する(9)

    対デモクラシー[2] プラトンとアリストテレス

    2002
     近代的な価値観であるデモクラシー(民主主義、民衆政治)について検討するために、ここでは古代ギリシャの哲学者プラトン(Plato, B.C.427?~347?)とアリストテレス(Aristotle、B.C.384~322…
  • 近代を超克する(10)

    対デモクラシー[3] ポリュビオスとキケロ

    2003
     今回は、古代ギリシャの歴史家ポリュビオス(Polybius, B.C.204?~125?)と、共和政ローマ期の政治家であり哲学者でもあるキケロ(Marcus Tullius Cicero, BC106~BC43)の著作…
  • 近代を超克する(11)

    対デモクラシー[4] マキャヴェリ

    2135
     ニッコロ・マキャヴェリ(Niccolò Machiavelli, 1469~1527)は、イタリアのルネサンス期の政治思想家であり、フィレンツェ共和国の外交官です。著書である『君主論』および『政略論』(ローマ史論、…
  • 近代を超克する(12)

    対デモクラシー[5] ホッブズとロック

    2136
     今回は、イギリスの哲学者であるホッブズ(Thomas Hobbes、1588~1679)とロック(John Locke, 1632~1704)の著作を参照していきます。 ホッブズによる人工の人間コモンウェ…
  • 近代を超克する(13)

    対デモクラシー[6] ルソー

    2137
     ルソー(Jean-Jacques Rousseau, 1712~1778)は、フランスの啓蒙思想家です。著書である『社会契約論』は、フランス革命に大きな影響を与えました。 ルソーの社会契約  ルソーの『…
  • 近代を超克する(14)

    対デモクラシー[7] モンテスキューとバジェット

    2138
     モンテスキュー(Charles Louis de Secondat de la Brde et de Montesquieu,1689~1755)は、フランスの啓蒙思想家であり、法学者です。著書である『法の精神』に…
  • 近代を超克する(15)

    対デモクラシー[8] バークとトクヴィル

    2139
     今回は、保守思想家と呼ばれることもあるイギリスの政治家バーク(Edmund Burke, 1729~1797)と、フランスの政治家トクヴィル(Charles Alexis Henri Clrel de Tocque…
  • 近代を超克する(16)

    対デモクラシー[9] ミルとデューイ

    2140
     今回はイギリスの哲学者ミル(John Stuart Mill, 1806~1873)の『代議制統治論』と、アメリカの哲学者ジョン・デューイ(John Dewey, 1859~1952)の『民主主義と教育』を参照して…
  • 近代を超克する(17)

    対デモクラシー[10] デモクラシーを超克する

    2141
     近代的な価値観を超克するために、西欧政治学を参照し、政治上におけるデモクラシー(民主主義、民衆政治)について検討してきました。歴史に名を残す論者たちの政治論は、参考とするに十分な内容を兼ね備えていました。  日本…
  • 近代を超克する(18)

    対リベラリズム[1]西欧の自由

    2575
     近代的な価値観を超克するために、ここからしばらくは、思想上におけるリベラリズム(自由主義)について検討していきます。 西欧の自由  西欧における自由は、一言で表すと「制限の不在」という意味の言葉になりま…
  • 近代を超克する(19)

    対リベラリズム[2]西欧古代

    2576
     西欧古代における自由は、古くはギリシャ語のeleutheria(エレウテリアー)、およびラテン語のlibertas(リーベルタース)を挙げることができます。  古代ギリシャ語のeleutheriaは民主制と結びつ…
  • 近代を超克する(20)

    対リベラリズム[3]キリスト教における自由意志

    2577
     キリスト教においては、神の前における自由が問題となります。全知全能の神という設定において、自由意志の問題が発生するからです。  全知全能の神という設定の前では、人間の意志による選択ということが不可能になると考えら…
  • 近代を超克する(21)

    対リベラリズム[4]ホッブズとロックとルソー

    2578
     今回は、イギリスの哲学者ホッブズ(Thomas Hobbes,1588~1679)とジョン・ロック(John Locke, 1632~1704)、およびフランスの啓蒙思想家ルソー(Jean-Jacques Rous…
  • 近代を超克する(22)

    対リベラリズム[5]アダム・スミス

    2579
     アダム・スミス(Adam Smith, 1723~1790)は、英国の経済学者で古典派経済学の創始者です。著作である『国富論』から、アダム・スミスの自由について見ていきます。 アダム・スミスの『国富論』 …
  • 近代を超克する(23)

    対リベラリズム[6]カントとヘーゲル

    2729
     今回はドイツの哲学者イマヌエル・カント(Immanuel Kant, 1724~1804)と、ドイツの哲学者ヘーゲル(Georg Wilhelm Friedrich Hegel, 1770~1831)の見解を参照し…
  • 近代を超克する(24)

    対リベラリズム[7]ミル

    2730
     ジョン・スチュアート・ミル(John Stuart Mill, 1806~1873)は、イギリスの哲学者で経済学者です。社会民主主義や自由主義思想に多大な影響を及ぼしました。晩年は自ら社会主義者を名乗っています。 …
  • 近代を超克する(25)

    対リベラリズム[8]フロムとバーリン

    2884
     自由には、積極的なものと消極的なものがあります。前者の肯定者として、米国の精神分析学者で社会思想家であるフロム(Erich Fromm, 1900~1980)がいます。また、後者の肯定者として、イギリスの政治哲学者…
  • 近代を超克する(26)

    対リベラリズム[9]ハイエク

    2885
     ハイエク(Friedrich August von Hayek, 1899~1992)は、オーストリアの経済学者です。著作である『隷従への道』・『自由の条件』・『法と立法と自由』・『致命的な思いあがり』などから、ハ…
  • 近代を超克する(27)

    対リベラリズム[10]リベラリズムを超克する

    2886
     西欧における自由論について、代表的な論者の意見を見てきました。ここでは、それぞれの自由論を考慮し、西欧の自由一般について振り返ります。 西欧「自由」の定義について  西欧における自由の代表的論者は、それ…
  • 近代を超克する(28)

    対キャピタリズム[1]マルクス

    2887
     近代的な価値観を超克するために、ここからしばらくは、経済上におけるキャピタリズム(資本主義)について検討していきます。 資本主義という言葉  資本主義(capitalism)という言葉は、かなり曖昧に使…
  • 近代を超克する(29)

    対キャピタリズム[2]マックス・ウェーバー

    2888
     マックス・ヴェーバー(Max Weber, 1864~1920)は、ドイツの社会学者・経済学者です。社会学の黎明期の主要人物の一人です。 ウェーバーの資本主義の精神  ヴェーバーが1904年から19…
  • 近代を超克する(30)

    対キャピタリズム[3]ケインズとシュンペーター

    2889
     今回は、イギリスの経済学者ケインズ(John Maynard Keynes, 1883~1946)と、オーストリアの経済学者シュンペーター(Joseph Alois Schumpeter, 1883~1950)…
  • 近代を超克する(31)

    対キャピタリズム[4]キャピタリズムを超克する

    2890
     資本主義(キャピタリズム)について、西欧における代表的な論者の意見を参照してきました。最後に、高橋是清(1854~1936)の見解を参照します。  高橋是清は、財政家であり政治家です。江戸の生まれで、日本銀行…
  • 近代を超克する(32)

    近代を超克した後に

    2891
     近代的な価値観を超克するために、政治上におけるデモクラシー(民主主義、民衆政治)・思想上におけるリベラリズム(自由主義)・経済上におけるキャピタリズム(資本主義)を批判してきました。 対進歩主義  …

木下元文プロフィール

1981年生。会社員。立命館大学 情報システム学専攻(修士課程)卒業。
日本思想とか哲学とか好きです。ジャンルを問わず論じていきます。
ウェブサイト「日本式論(http://nihonshiki.sakura.ne.jp/)」を運営中です。

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