もはや末期?民主主義を掲げながら、議論を拒否する安保法制反対派とシールズの問題点・・・
- 2015/9/11
- 政治
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はっきり言って、どれも極めて常識的な、指摘、見解であり、ほとんど否定しようのない正論であるように思えるのですが、なんと藤井聡氏によるこのインタビュー記事が原因で現在安保法制反対派の方から、大学に直接抗議(というか非難?ばあいによっちゃ、脅迫?)のハガキが届いているそうです。
しかし、先ほど指摘したように、氏の発言は極めて常識的な見解であると共に、また民主主義をまともに機能させるための最低限度の条件について言及しているに過ぎません。つまり、氏の主張は民主主義をまともに機能させるためには、国民の一人一人がしっかりと勉強し、正しい知識を身につけ、その上で議論を行い、責任をもって情報発信を行う必要があるというものです。この主張に対して反対したり、抗議するというのは一体どのような理屈なのでしょうか?
まず、一つ考えられるのは、「我々、安保法制反対派はしっかりと正しい知識を身につけ公正な議論を行っている!!故にこのような反知性主義という批判は不当なレッテル貼りによる批判である!!」というものです。ただし、私が実際に安保法制に反対する学生団体シールズのデモの現場等で耳にしたのはまさに過度に単純化された「戦争反対!!」「民主主義を守れ!!」「憲法を守れ!!」とったワンフレーズの連呼であり、どれだけ贔屓めに見てもそこから知性的なものは感じられませんでした。
それから、もう一つ考えられるのは、「我々、安保法制反対派の主張は正しいに決まっているのだから公正な議論など必要ない!!我々の主張や活動を批判するならお前は敵と見做して攻撃するぞ!!」という一種の脅しです。
そして、私が思うには、このような議論そのものを拒否する排他的な攻撃姿勢こそがシールズや一部の安保法制反対派の姿勢の本質なのです。他人を、自分たちにとって「敵か味方か?」といったように過度に単純化された分類を行い、敵と見做せばとにかく容赦なく非難や攻撃を浴びせる、かつて、過去の学生運動ではあらゆるものを「体制派と反体制派」とに分類し、その辺の街角のビルを見ても、「あのビルは体制的である!!」などと言ってぶっ壊そうとしていたなんて笑い話すらあるのですが、こんな話が笑えなくなるほどに、現在のシールズ等の活動は知的レベルが低く、物事を過度に単純化するという思考の罠にはまり込んでいるように思えます。
また、このような手法は全く持って、反民主的であり、その意味においてまさに彼らが反民主主義的であると批判している安倍首相の手法との類似性を示しているのです。まさにミイラ取りがミイラになるといったところでしょう。
「民主主義を守れ!!」「憲法を守れ!!」まことに立派な主張であり、まさに「その通りだ!!」と共感するところではありますが、そのような主張を行う前に、自分自身の振る舞いを省みて、しっかりとした議論や責任ある情報発信を心がけてみるのも良いことでしょう。最後にシールズの皆さんに言っておきたいのは、まずはさしあたって、デモを行う際にはまず警察署へ行って道路使用許可と、デモの許可を取った上で、しっかりと法律と社会のルールを守ってデモ活動を行うといったところから始めてみては如何でしょうか?ということです。
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コメント
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とりあえずクマの着ぐるみを着たりゾンビマスクを付けたりして「キモロン毛=>ハゲ」とか「低脳○○信者」とか動画で言っちゃうような人や、パソコン持ってデモ撮影する人にならないように一人一人が節度とマナーは勉強したほうがいいですね。