日本の野菜が危険食品に。EUが使用禁止した農薬を大幅に規制緩和する暴挙

2337

※この記事は「まぐまぐニュース!」様より記事を提供いただいています。
 記事原文はコチラ / 他の記事も読むにはコチラ

安保法案の影に隠れて、EUでは使用禁止となっているネオニコチノイド系農薬の食品残留基準が大幅に緩和されていたのをご存知ですか? 「ホンマでっか!? TV」でもおなじみの生物学者・池田清彦先生のメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』にこの農薬の恐ろしさが詳述されているのですが…、子供の発達障害を引き起こす可能性も否定できないとのことで、深刻度は大です。

ペテン国家・日本の環境行政

近年、日本での昆虫の減少は甚だしい。梅棹忠夫が若かりし頃(1930年代の終わりだろうか)、よく虫採りに行った京都の貴船には、蝶が紙ふぶきのように飛んでいたという。今の日本にそんな場所はない。20年ほど前、ベトナムのタムダオ山に虫採りに行った。山頂で吹き上がってくる虫を待っていると、麓からナミエシロチョウの大群が吹き上がってきて、暫くの間、視界も定かならぬ蝶ふぶきの只中に立っていた事があった。タムダオの原生林も、日本の照葉樹の原生林も、見てくれはさほど変わらない。熱帯に近ければ近いほど、種多様性は高くなるという一般則はあるにしても、現在の日本各地の虫影は少なすぎる。梅棹忠夫の言を信ずれば、戦前には日本でも蝶が沢山飛んでいるところがあったはずだ。この100年足らずの間に何が起きたのだろう。

開発に伴う生息地の破壊、大気汚染など、様々な原因があったろうが、恐らく最大の原因は農薬の使いすぎである。私の大学の研究室の2年後輩の上田哲行(石川県立大学名誉教授)は、この20年間でアキアカネの個体数が1,000分の1に減ったという研究結果を報告している。すさまじい減り方だ。

→ 次ページ「ミツバチ大量死を招いたキケンな農薬とは?」を読む

ページ:

1

2 3

西部邁

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 1050

    2014-8-6

    経済社会学のすゝめ

     はじめまして。今回から寄稿させていただくことになりました青木泰樹です。宜しくお願い致します。  …

おすすめ記事

  1. 3096
     アメリカの覇権後退とともに、国際社会はいま多極化し、互いが互いを牽制し、あるいはにらみ合うやくざの…
  2. 3152
    「日本死ね」騒動に対して、言いたいことは色々あるのですが、まぁこれだけは言わなきゃならないだろうとい…
  3. 01
    第一章 桜の章  桜の花びらが、静かに舞っている。  桜の美しさは、彼女に、とて…
  4. 1388_re
    ※この記事は月刊WiLL 2015年1月号に掲載されています。他の記事も読むにはコチラ 新しい「ネ…
  5. 2903
     お正月早々みなさまをお騒がせしてまことに申し訳ありません。しかし昨年12月28日、日韓外相間で交わ…
WordPressテーマ「CORE (tcd027)」

WordPressテーマ「INNOVATE HACK (tcd025)」

LogoMarche

ButtonMarche

イケてるシゴト!?

TCDテーマ一覧

話題をチェック!

  1. 3152
    「日本死ね」騒動に対して、言いたいことは色々あるのですが、まぁこれだけは言わなきゃならないだろうとい…
  2. 2918
    多様性(ダイバーシティ)というのが、大学教育を語る上で重要なキーワードになりつつあります。 「…
  3. 2691
     11月13日に起きたパリ同時多発テロに関するマスコミの論調は、どれも痒い所に手が届かない印象があり…

ページ上部へ戻る