日本の野菜が危険食品に。EUが使用禁止した農薬を大幅に規制緩和する暴挙

大体、政府が行うパブリックコメントというのは、反対意見が絶対多数でも、政策を変更したためしはないわけで、国民の意見は聞いて参考にしました(実際には完璧に無視しました)と言っているだけで、これは完全なペテンである。パブリックコメントの実施に当たってさえ、結構な額の税金を使っているわけで、政策を見直さないつもりなら、何のためにパブリックコメントを実施するのかしら。省庁にとっては使う税金の額が省庁ならびにその配下の部署の権限の強さを測るマーカーなので、ムダでもなんでも名目をつけて税金を使いたいのだろうね。

先に述べたフィプロニルもネオニコチノイド系農薬も昆虫の神経系に作用して、昆虫を殺す。はたして、人間の神経系に対する影響はないのだろうか。脳神経科学者の黒田洋一郎は、ネオニコチノイド系農薬は、子どもの脳の発達障害(自閉症、ADHD:注意欠陥多動性障害、LD:学習障害)の原因になるとの説を唱えている。人体実験することはできないのではっきりした実験データはないが、可能性としては大いにありうる。予防原則の観点からもネオニコチノイド系やフィプロニルの使用は禁止したほうがいいと思う。国民の命や健康はどうあろうとも、戦争をしたくて仕方がない安倍政権に何を言ってもムダかもしれないけれどね。

池田清彦のやせ我慢日記』より一部抜粋

著者/池田清彦(生物学者)
このメルマガを読めば、マスメディアの報道のウラに潜む、世間のからくりがわかります。というわけでこのメルマガではさまざまな情報を発信して、楽しく生きるヒントを記していきたいと思っています。
≪サンプル≫

まぐまぐニュース

1 2

3

西部邁

まぐまぐニュース!

まぐまぐニュース!

投稿者プロフィール

有料メルマガも無料で読める。
2万誌のメルマガ記事から厳選したリッチでニッチなニュースをお届けします。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 2016-1-7

    世界一「同質的」な日本の大学生たち ~なぜ大学から多様性が消えたのか~

    多様性(ダイバーシティ)というのが、大学教育を語る上で重要なキーワードになりつつあります。 「…

おすすめ記事

  1.  アメリカの覇権後退とともに、国際社会はいま多極化し、互いが互いを牽制し、あるいはにらみ合うやくざの…
  2. ※この記事は月刊WiLL 2015年4月号に掲載されています。他の記事も読むにはコチラ 「発信…
  3.  お正月早々みなさまをお騒がせしてまことに申し訳ありません。しかし昨年12月28日、日韓外相間で交わ…
  4.  経済政策を理解するためには、その土台である経済理論を知る必要があります。需要重視の経済学であるケイ…
  5. 「日本死ね」騒動に対して、言いたいことは色々あるのですが、まぁこれだけは言わなきゃならないだろうとい…
WordPressテーマ「AMORE (tcd028)」

WordPressテーマ「INNOVATE HACK (tcd025)」

LogoMarche

ButtonMarche

TCDテーマ一覧

イケてるシゴト!?

ページ上部へ戻る