傾きマンション事件、現場をよく知る関係者のホンネは?
- 2015/11/17
- 生活, 社会
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暗い噂話ばかりの中、すごくいい話
これらの話が事実かどうかは、確認しようもないことですが、現場をよく知る人たちの本音のつぶやきであり、いろいろ考えさせられる要素を含んでいるので、備忘録として書きました。
で、ちょっと暗くなるような噂話ばかりだったんですが、すごくいい話も出ました。
10年前の耐震偽装事件で強度不足とされ、しかも売り主の倒産で、管理組合が自力で建て替えをしなければならなかったあるマンションの話です。
テレビでも放映されましたが…。
降ってわいた大変な事態に、最初はみんなが混乱したのはいうまでもありません。怒りも、将来への不安も想像を超えたものだったと思います。
でも、なんとか気を取り直して、様々な困難を乗り越え、建替え決議まで持っていき、実際に建て替えを完成させるのは並大抵のことではなかったはずです。
みんなが本音で話し、違いを乗り越え、お互いを助け合い励まし合って、建替えをやり遂げた住民は、ほぼ全員が、仮住まいからこのマンションに戻ってきて、今も、ものすごく強い絆で結ばれているといいます。
多くは二重ローンを抱えてたいへんなんですが、それでもこの仲間、このマンションを愛していてここに住むことを前向きに楽しんでいる…。
困難な現実を自分のこととして受け入れるしかなくなった時に、この人達は、本当に一人一人が強くなり、絆で結ばれたんだと思います。
「パークシティLaLa横浜」の皆さんが、怒りや戸惑いを乗り越え、他の住人のことを思いやって譲りつつ、よい結果を導き出されることを祈ります。
『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』
マンションのことなら誰よりもよく知る廣田信子がマンション住まいの方、これからマンションに住みたいと思っている方、マンションに関わるお仕事をされている方など、マンションに関わるすべての人へ、マンションを取り巻く様々なストーリーをお届けします。
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