他がために金は成る?(続きの続き)ー特別会計の闇ー
- 2015/2/5
- 経済
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これまでの関連記事は以下をご覧ください。
・他がために金は成る?ーデフレは財務省主導?ー(2014/12/29)
・失われた20年:1997年以降の巨額の財政出動の行方(2015/1/13)
・他がために金はなる?(続き)ー財務省のデフレ維持策の真実ー(2015/1/28)
国の借金、本当にヤバいのは使途不明の特別会計
これ以上「4千兆円の借金」について深入りするのはやめようと思ったのだが、もう少し深入りすることにしました(苦笑)。
国の借金は、一般会計上で1038.9兆円(2014年9月末時点)、特別会計上で約3千兆円、合わせて約4千兆円です。
4千兆円の借金?ウッソー!と言われそうですが、この超低金利の時代にローンの年間返済額(元利合計)が一般会計予算に近い91.4兆円もあるというのである、逆算すれば約4千兆円にならざるを得ない。
戦後から(ひょっとして戦前から?)延々と続くどんぶり勘定でしょうか。ブラックホールのような「伏魔殿」の「闇」の中味を解明しようとしても無理な話かも。
強力な指導力を有する強力な内閣のもとで、数十人の公認会計士と弁護士らに強い権限を与え、タッグを組んでしても真相解明はやはり無理だろう。
金の使い先を解明するにしても、例えば原発関係一つを取っても、原発関連の諸機関は地方自治体、独立行政法人、財団法人、社団法人に至るまで100を超える諸団体があるのだから・・・ひとつひとつ過去のデータを潰していくのは無理?
それにしても素人の常識からみて二重帳簿はおかしいと思うのだが、会計検査院の調査はどうなっているのだろうか。
会計検査院は、国会及び裁判所に属さず、内閣からも独立した機関だそうですが、伏魔殿の奥の院には手が出せないのだろうか?
神輿は軽い方がいい。総理大臣は誰かために働くのか。
蛇足ですが、
財務省にとっては、軽い神輿(政権)が都合がいいに決まっている。
超軽いアベノミクス総理、そして名門一族の育ちながら漢字もろくに読めないのはまだいいとしても、庶民の暮らしもわからない財務大臣兼副総理のアッソウ氏。
その前は財務省のいいなりで、マニフェストでは消費税アップを否定していたにもかかわらず、消費税アップの必要性を必死に唱えたウソつきドジョウ総理大臣(彼も財務大臣経験者)、その前は財務のことなどわからない財務大臣経験者で、何故か総理大臣になると消費税アップの言い出しっぺに変身した菅ちゃんじゃった。
彼らは庶民の暮らしに真剣に取り組まず、財務官僚にとりこまれていった。
本題にもどります。
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