ただ100を数えるだけ。人生がみるみる変わる不思議な方法

100をカウントする

まずザックリ説明します。

方法はシンプル。
100を数えるだけです。ここでは「カウント」と呼びます。

ポイントとなる行動をするたびに、カウントが1増えます。
たとえば、朝に、うっすら目覚めた瞬間は「0」です。すべてのスタートです。

ここで今までなら、漠然と「起きなきゃなぁ…。あーでもなぁ…」と思いながら、ダラダラ時間を過ごしていませんでしたか?

しかしこれからは「起きよう!よしっ!」と、すぐに起きることで「1」がカウントされます。

カウントが増えると思うと、少しだけ起きやすくなりませんでしょうか。

「さぁ、1!」

起きました!やった!

ここであなたは漠然と思います。
「とりあえず、顔を洗おう…」

今までなら「でも顔を洗うのは面倒だし、先にスマホでも見ようかな…」と思ってダラダラしているかもしれません。
ここでもやはり、顔を洗う行動に「1」がカウントされます。
あなたが「やろうかな」と思った行動を、すぐに行動できたら、「1」なのです。

「よしっ!洗おう!2!」

ここでまた一つカウントが増えます。

このように、特定の行動のたびに、カウントが1ずつ増えていくのです。

これを「100」まで続けます。

すなわち一日のうちに、「100」までカウントすることを、一つの目安とするのです。

もちろん100を超えなければいけない、ということはありません。生活状態によっては、それ以下になることも多々あるはずです。

100は目安で、それ以上でないとダメということはまったくないのです。
極端、2とか3でも、「0」のままよりはずっとマシです。

ちなみに自分自身の実践では、平均して120~150くらいはカウントできています。
とりあえず、「自分が試したらどうなるんだろう?」と思って、気軽にカウントしてみてください。

「えっ…? でも、カウントなんて、忘れちゃわない…?」

そんな不安を抱える人もいるかもしれません。でも、その心配はありません。

このカウントの覚え方は、また項目を分けて説明します。
ただ重要なのは「このカウント、そんなに厳密でなくていい」ということ。

たとえば23あたりまで数えて、まったく忘れてしまったら、「まぁ、30くらいから再開すればいいか」「40くらいでいいもいいか」など、本当に適当に再開してOKです。

「いくつか行動したけど、数えるのを忘れたから、一気に5ほどカウントしよう。さっきは30くらいだったから、今は35くらいかな」

とかでも大丈夫です。
厳密に数えて誰かと競うとか、ギネス記録されるとか、そういうレベルのものではありません。アバウトで本当に構いません。

忘れてもOK、数が厳密でなくてもOK、それくらいのユルさでやってみてください。プレッシャーを強くしないのが継続するコツです。

大切なのは「カウントを意識すること」です。

ではこのカウントに、どんな意味があるのでしょうか?具体的なカウントの説明の前に、それについて心理学的な面から話しましょう。

→ 次ページ「「100カウント」の心理学的な意味とは?」を読む

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西部邁

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