マクドナルドが1000通りのメニューを用意しても復活できない3つの理由

2.マクドナルドに健康を求めている人は少ない

今回の新メニューの目玉は健康を意識したハンバーガーです。

メインメニューでは、野菜がたっぷり取れる『ベジタブルチキンバーガー』、そして朝メニューでは『ベジタブルチキンマフィン』、また子供向けには3種類の野菜を練り込んだチキンパティを使った『モグモグマック』を投入し、最近の健康志向の顧客の取り込みを図ろうとしているのです。

ただ、このような新商品は、誰もマクドナルドに健康など求めていないという事実を踏まえれば、失敗する確率が非常に高いと思われます。

現に2009年、原田社長の時代にサラダなど健康志向のメニューを取り入れましたが、結局は失敗に終わっています。

≪参考資料≫
マクドナルドに健康を意識したメニューを求める声は少なからずあり、一時期、生野菜を使用したサラダ関連商品を充実させたが、多額の投資に関わらず売れ行きは芳しくなかった。2009年(平成21年)に行われた株主総会の質疑の中で、原田COOは「消費者はマクドナルドに、そういうものを求めていないのではないか?」と回答している。 (出典:Wikipedia)

3.1000通りもメニューがあると現場が混乱する

最後に現場でのオペレーションの問題です。

1000通りものメニューがあれば、現場のスタッフはより高度な対応を求められるようになります。

特に昼食など混雑した時にはミスが起こりやすくなり、注文の間違いや待ち時間の長さなどから印象が悪くなり、マクドナルドをもう2度と利用したくないという顧客も現れてくることも十分に考えられるのです。

→ 次ページ「復活のために「メニューの豊富さ」よりも優先すべきものは?」を読む

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西部邁

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