【アドラー心理学】嫉妬、悪口、俺自慢……悪いクセを一発解消できる心のモチ方

※この記事は「まぐまぐニュース!」様より記事を提供いただいています。
 記事原文はコチラ / 他の記事も読むにはコチラ

劣等感って…?

さてあなたは現在の自分に満足していますか?
もっと変えたいところはありますか?

おそらくこれ、大半の方が、
「満足していない」
「もっとこういう部分を変えたい」
と思うのではないでしょうか。

実際、アドラー先生よると、この気持ちはすべての人が抱えているそうです。

もちろんですが、自分自身もそう思っています。

この気持ちはもう一生持ち続けるものではないでしょうか。

これをアドラー先生は「劣等感」という言葉で表現しています。

劣等感は、いいことだ。

劣等感というと、かなり悪いイメージがあります。

しかしアドラー先生は、

「劣等感は、いいものである」

と断言しています。

なぜなら、劣等感はパワーの源になるから。
劣っているという気持ちがあるからこそ、それをなくすために、前向きに動いていく…。行動していく…。
そんな原動力になるからこそ、劣等感は大切だと言ったのです。

たとえば「仕事ができない…」という劣等感を抱えている人なら、その劣等感を解消するために、仕事を頑張る。

「モテない…」という劣等感がある人なら、その解消のために、モテるためのテクニックを学んだり、自分を磨いたりする…。

「お金がない…」という劣等感なら、仕事をバリバリ頑張って、お金を何とか稼ぐ…というような具合です。

すべて劣等感がなければ、何の危機感もなく、行動するエネルギーが湧かない可能性もあります。

たとえるなら、「お腹が空く」のは不快なもので、その不快感を解消するために、人はご飯を食べたりします。

ケガをしたときも、「痛み」があるから、病院に行ったりして、治そうとします。

空腹感や痛みがなければ、そのことに気づかず、死んでしまう可能性だってありえます。

それと同じで、劣等感があり、そこから脱したいと思うからこそ、人は行動をする、というわけです。

これをアドラー先生は「優越性の追求」や「補償」と言いました。

→ 次ページ「変わらないものではなく、変えられるもの。」を読む

1

2 3 4

西部邁

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 2016-2-24

    思想遊戯(1)- 桜の章(Ⅰ) 桜の森の満開の下

    第一章 桜の章  桜の花びらが、静かに舞っている。  桜の美しさは、彼女に、とて…

おすすめ記事

  1. 酒鬼薔薇世代
    過日、浅草浅間神社会議室に於いてASREAD執筆者の30代前半の方を集め、座談会の席を設けました。今…
  2. 第一章 桜の章  桜の花びらが、静かに舞っている。  桜の美しさは、彼女に、とて…
  3. 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がアカデミー賞最多の6部門賞を受賞した。 心から祝福したい。…
  4. SPECIAL TRAILERS 佐藤健志氏の新刊『愛国のパラドックス 「右か左か」の時代は…
  5. SPECIAL TRAILERS 佐藤健志氏の新刊『愛国のパラドックス 「右か左か」の時代は…
WordPressテーマ「CORE (tcd027)」

WordPressテーマ「INNOVATE HACK (tcd025)」

LogoMarche

ButtonMarche

イケてるシゴト!?

TCDテーマ一覧

ページ上部へ戻る