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劣等感って…?
さてあなたは現在の自分に満足していますか?
もっと変えたいところはありますか?
おそらくこれ、大半の方が、
「満足していない」
「もっとこういう部分を変えたい」
と思うのではないでしょうか。
実際、アドラー先生よると、この気持ちはすべての人が抱えているそうです。
もちろんですが、自分自身もそう思っています。
この気持ちはもう一生持ち続けるものではないでしょうか。
これをアドラー先生は「劣等感」という言葉で表現しています。
劣等感は、いいことだ。
劣等感というと、かなり悪いイメージがあります。
しかしアドラー先生は、
「劣等感は、いいものである」
と断言しています。
なぜなら、劣等感はパワーの源になるから。
劣っているという気持ちがあるからこそ、それをなくすために、前向きに動いていく…。行動していく…。
そんな原動力になるからこそ、劣等感は大切だと言ったのです。
たとえば「仕事ができない…」という劣等感を抱えている人なら、その劣等感を解消するために、仕事を頑張る。
「モテない…」という劣等感がある人なら、その解消のために、モテるためのテクニックを学んだり、自分を磨いたりする…。
「お金がない…」という劣等感なら、仕事をバリバリ頑張って、お金を何とか稼ぐ…というような具合です。
すべて劣等感がなければ、何の危機感もなく、行動するエネルギーが湧かない可能性もあります。
たとえるなら、「お腹が空く」のは不快なもので、その不快感を解消するために、人はご飯を食べたりします。
ケガをしたときも、「痛み」があるから、病院に行ったりして、治そうとします。
空腹感や痛みがなければ、そのことに気づかず、死んでしまう可能性だってありえます。
それと同じで、劣等感があり、そこから脱したいと思うからこそ、人は行動をする、というわけです。
これをアドラー先生は「優越性の追求」や「補償」と言いました。
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