第6回 「移民問題トークライブ」に関する産経新聞報道
- 2014/7/8
- 社会
- 産經新聞, 移民
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平成26年7月29日付 雑誌『正論』主催トークライブに関わるブログの訂正依頼
今般、産経新聞 雑誌「正論」編集長小島新一氏より、当ブログに関して訂正依頼を受領した。まずその全文を掲載する。
(引用開始)
関岡英之先生
雑誌『正論』主催トークライブに関わるブログの訂正依頼
平成26年7月29日
産経新聞 雑誌「正論」編集長
小島新一言論ポータルサイト「ASREAD」に掲載された「『移民問題トークライブ』に関わる産経新聞本社の不可解な対応をすべて暴露する」(以下7月8日付ブログ)、「愚かで危険な『外国人=被害者論』」(7月10日付ブログ)には、下記の通り事実誤認や誤解に基づく記述がありますので、訂正を求めます。
Ⅰ、7月8日付ブログ第2頁
【1】≪(1)会場問題 当初、我々パネリストは(中略)会場は当然、産経新聞東京本社内にあるサンケイホールを使えるものだと思っていた。ところが本社から「まかりならぬ」と圧力がかかったため、自ずから会場を探さなければならなくなり…≫
(当方の主張)サンケイホールが使用できなかったのは、費用上の理由であり、「圧力がかかった」との記述は事実無根です。サンケイホールを運営するサンケイビル社は産経新聞社とはまったくの別会社である旨も申し添えます。【2】≪(2)会合名称問題 (略)なぜか本社から「シンポジウム」という名称の使用許可がおりず、結果として「トークライブ」という珍妙な名称になった≫
(当方の主張)名称については、社内で「もともと賛否両論のあるテーマだけに、出演者に外国人受け入れ賛成派がいるほうが『シンポジウム』らしいのではないか」という疑問が呈され、全員を反対論者とする今回のイベント計画の社内承認を短期間で得るため、「トークライブ」の名称としたものです。このことは、今回のトークライブ呼びかけ人である西尾幹二先生とも相談したうえで決定していますし、関岡先生はご欠席でしたが6月25日の出演者打ち合わせなどでも説明させていただきました。名称が許可されなかったものでも、「なぜか」と形容される「不可解な対応」があったものでもありません。
また「珍妙な」という形容は、本イベントを貶め、他の出演者や入場者の方々に失礼にあたりますので、抗議します。【3】≪(3)決議文問題 当初、我々パネリストは、会合の最後に西尾氏の起草による決議文を発表し…採択するつもりであったが、土壇場になって本社から「待った」がかかり、中止となった≫
(当方の主張)「採択するつもり」とありますが、6月25日の打ち合わせで、「決議文」または「提言」については社内承認が必要である旨を説明し、関岡先生宛ての翌26日付「打ち合わせ報告書」にも明記しています。「決議文」「提言」を遠慮願った理由については、本イベント開催前日の7月5日に出演の先生方にお送りしたメールで説明しており、関岡先生ご自身からも「すべて承知しました」との返信を頂戴しました。「不可解」「不誠実」と表現される妥当性はありません。以上、7月8日付ブログ第2頁の(1)~(3)は、すべて事実誤認、あるいは誤解に基づく内容であり、全体タイトルの「産経新聞本社の不可解な対応」、第2頁タイトルの「誠実な『正論』 不誠実な産経新聞」との表現は不適当です。そもそも「正論」編集部は産経新聞本社の一部署であり、両者は小会社・親会社の関係にはありません。開催経緯については先生方への小島の対応が産経新聞社の対応であり、≪産経新聞社と雑誌『正論』編集部の対応が極めて対照的≫との記述は妥当性がありません。「圧力」という表現も不適当です。社内承認手続上の調整を「圧力」とは言いません。
Ⅱ.7月10日付ブログ
【4】≪それはれっきとしたパワーハラスメントだ≫
(当方の主張)私小島に対する社内の「パワーハラスメント」は一切なく、事実無根です。小島が「パワハラを受ければ、事実を曲げて書いてしまう人間だ」との誤解もブログ読者に与えかねませんので訂正願います。
以上
小島氏が訂正を求めている部分は、「トークライブ」の準備段階での小島氏との口頭によるやりとりに基づいた筆者の認識を書いたものであったが、今般、小島氏から産経新聞社の社内事情に関して文書で詳細な説明があったので、筆者は小島氏の依頼を承諾し、当該部分を以下の通り訂正する。
Ⅰ、7月8日付ブログ第2頁
誤:【1】≪まず強調しておきたいのは、産経新聞社と雑誌『正論』編集部の対応が極めて対照的だったことだ。『正論』編集部は、今回の企画を実現するにあたり非常に献身的に努力した。これに一貫して圧力を加えたのは「親会社」である産経新聞本社の側である。≫
正:【1】≪今回の「トークライブ」開催は実は容易なことではなかった。以下のような様々な困難に直面した。≫誤:【2】≪(1)会場問題 当初、我々パネリストは産経新聞社と『正論』編集部は一体と認識していたので、会場は当然、産経新聞東京本社内にあるサンケイホールを使えるものだと思っていた。ところが本社から「まかりならぬ」と圧力がかかったため、自ずから会場を探さなければならなくなり、西尾氏の伝手で市ヶ谷のホテルの宴会場を賃借することになった。このため、スライド(パワーポイント)の上映もできなくなった。≫
正:【2】≪(1)会場問題 当初、我々パネリストは産経新聞東京本社内にあるサンケイプラザを会場として使いたかったが、『正論』編集長から費用上の理由で使用できないと言われたため、市ヶ谷のホテルの宴会場を賃借することになった。筆者は事前にスライド(パワーポイント)上映を条件に引き受ける旨を編集長に伝えていたが、今度は、宴会場の構造上の制約から、スライドの上映はできないと言われてしまった。このとき筆者は編集長に対し、「在日中国人の動向に関する統計的事実をグラフで聴衆にお示しするのが私の役割(ルビ:ミッション)だ。それが果たせないなら登壇しても意味がないので、今回は参加を辞退することも検討したい」と伝えたところ、編集長から「スライドをプリントアウトして紙で配布することで勘弁して欲しい」と言われた。≫誤:【3】≪(2)会合名称問題 (略)なぜか本社から「シンポジウム」という名称の使用許可がおりず、結果として「トークライブ」という珍妙な名称になった≫
正:【3】≪(2)会合名称問題 (略)社内で「シンポジウム」という名称に疑問が呈されたため、社内承認を短期間で得るために「トークライブ」という名称になった≫誤:【4】≪(3)決議文問題 当初、我々パネリストは、会合の最後に西尾氏の起草による決議文を発表し…採択するつもりであったが、土壇場になって本社から「待った」がかかり、中止となった≫
正:【4】≪(3)決議文問題 当初、我々パネリストは、会合の最後に西尾氏の起草による決議文を発表し…採択したかったが、社内承認が得られなかったため、中止となった≫誤:全体タイトル「産経新聞本社の不可解な対応」
正:全体タイトル「産経新聞報道」誤:第2頁タイトル「誠実な『正論』 不誠実な産経新聞」
正:第2頁タイトル「トークライブ開催の経緯」Ⅱ.7月10日付ブログ
誤:【5】≪それはれっきとしたパワーハラスメントだ≫
正:【5】削除
以上
平成26年7月31日
関岡英之
コメント
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非常に重要な問題です。
産経新聞本社の真摯な対応を期待します。
ここで恥知らずな対応をとるようなら、
産経新聞は朝日や毎日レベルに堕ちたと見なさざるをえなくなります。
7月8日の産経新聞記事は、こちら↓のブログの画像から、全文を読むことができます。
ブログ http://ameblo.jp/datoushinzoabe/entry-11891521352.html
記事画像 http://ameblo.jp/datoushinzoabe/image-11891521352-12998280066.html
また、MSN産経ニュースでは、トークライブの各パネリストの主張が、紹介されています。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140707/plc14070711300003-n1.htm
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