【理性の操縦方法】アドラー心理学で、ダイエットもやる気を出すのも思いのままに!

それは習慣づいてるだけ。

「でも本当にそういうことを考えず、つい怒っちゃう人、つい泣いちゃう人もいるのでは…?」

そういうご意見もあるかもしれません。

でもそれは、その本人に、昔から「泣く」「怒る」という習慣がついているだけ。

怒るたびに、周りが従ってくれた。
泣くことで、みんなが「かわいそう」と言うコトを聞いてくれた。

そんな風に、あまり大きな問題にならず、それでいて、うまく「いいもの」をゲットできていたという経験が積み重なることで、もう無意識の習慣になってしまっているのです。

「つい」ではなく、それが身についてしまっているだけです。

お菓子を食べてしまうのも…。

そしてこれは「ダイエット中なのに、お菓子を食べてしまう」という場合も同じです。

「食べちゃダメだと分かっているのに…」
「太ることは理性では分かっているのに、それでも…!」

食べてしまう人は、そんな風に言うはずです。

しかしこれも、

「本当は、食べても大丈夫と判断している」
「本当は、食べちゃダメであることが、根本的に分かっていない」

ということになります。

感情のせい、無意識のせい、欲望のせい…

そんな風に責任転嫁しつつも、本音で「食べたい」と判断しているわけです。

まぁ実際、食べたいという気持ちは今この瞬間のものですが、たとえば「太る」とか「健康に悪い」というのは長期的な感覚なので、やはり今目の前の方が優先してしまうのは、ある意味当然なんですが。

何にせよ「二つの思考が戦う」とかでなく、本人の
「たった一つの思考として、一番したいことをしてしまう」というわけです。

→ 次ページ「もし、やる気が出ないなら。」を読む

固定ページ:
1

2

3 4

西部邁

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 2014-12-24

    『永遠のゼロ』を私はこう見る

     当サイトに、藤井聡氏のエッセイ「永遠にゼロ?」(2014年9月9日 三橋経済新聞掲載)に対する木下…

おすすめ記事

  1. 多様性(ダイバーシティ)というのが、大学教育を語る上で重要なキーワードになりつつあります。 「…
  2. 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がアカデミー賞最多の6部門賞を受賞した。 心から祝福したい。…
  3. 酒鬼薔薇世代
    過日、浅草浅間神社会議室に於いてASREAD執筆者の30代前半の方を集め、座談会の席を設けました。今…
  4. ※この記事は月刊WiLL 2015年6月号に掲載されています。他の記事も読むにはコチラ 女性が…
  5. ※この記事は月刊WiLL 2016年1月号に掲載されています。他の記事も読むにはコチラ 「鬼女…
WordPressテーマ「SWEETY (tcd029)」

WordPressテーマ「INNOVATE HACK (tcd025)」

LogoMarche

TCDテーマ一覧

イケてるシゴト!?

ページ上部へ戻る