それは習慣づいてるだけ。
「でも本当にそういうことを考えず、つい怒っちゃう人、つい泣いちゃう人もいるのでは…?」
そういうご意見もあるかもしれません。
でもそれは、その本人に、昔から「泣く」「怒る」という習慣がついているだけ。
怒るたびに、周りが従ってくれた。
泣くことで、みんなが「かわいそう」と言うコトを聞いてくれた。
そんな風に、あまり大きな問題にならず、それでいて、うまく「いいもの」をゲットできていたという経験が積み重なることで、もう無意識の習慣になってしまっているのです。
「つい」ではなく、それが身についてしまっているだけです。
お菓子を食べてしまうのも…。
そしてこれは「ダイエット中なのに、お菓子を食べてしまう」という場合も同じです。
「食べちゃダメだと分かっているのに…」
「太ることは理性では分かっているのに、それでも…!」
食べてしまう人は、そんな風に言うはずです。
しかしこれも、
「本当は、食べても大丈夫と判断している」
「本当は、食べちゃダメであることが、根本的に分かっていない」
ということになります。
感情のせい、無意識のせい、欲望のせい…
そんな風に責任転嫁しつつも、本音で「食べたい」と判断しているわけです。
まぁ実際、食べたいという気持ちは今この瞬間のものですが、たとえば「太る」とか「健康に悪い」というのは長期的な感覚なので、やはり今目の前の方が優先してしまうのは、ある意味当然なんですが。
何にせよ「二つの思考が戦う」とかでなく、本人の
「たった一つの思考として、一番したいことをしてしまう」というわけです。
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