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  • 『夢幻典』[零式] 無言論

    01
    咆吼。 それは叫び。 これへの叫び。 ゆえに咆吼する。 其は、言葉の前にして、言葉によって語られるもの。 故に、これは叫び。 このものへの叫び。 このことへの叫び。 はじめに言葉なかりき。…
  • 『夢幻典』[虚式] 無神論

    02
     神は存在せず。  その神は、一なる神なりし。  一なる神無かりし。  ここに無神論が語られる。  世界から神を抹殺すべきことが語られる。  一を僭称する神は、光あれと創世し。  しかし、それは誰…
  • 『夢幻典』[壱式] 有我論

    03
    或るものが有ること。  有る叫び。  有ることの叫び。  有ることゆえの叫び。  言葉という複雑な仕組みの成立。  その成立の前後を無視して、ここに語られる。  有ることを讃える叫びが叫ばれる。 …
  • 『夢幻典』[弐式] 無我論

    04
     無。  無の叫び。  無いことの叫び。  無いことゆえの叫び。  それは、有の沈黙。  ゆえに、叫び無し。  無が有る。ゆえに、無が無い。  ある論理体系では矛盾と見なされる論理。  この矛…
  • 『夢幻典』[参式] 沈黙論

    05
     沈黙。  沈黙を沈黙と語るなり。  沈黙を沈黙と語らぬなり。  語らぬとして、語るなり。  故に、それによって、語らぬことを示すなり。  有と無と思想が語られた。  無において、零から一が生まれ…
  • 『夢幻典』[肆式] 中空論

    06
     有と無の思想が示された。  ここに空の思想を示そう。  有と無の繰り返しを、空の思想によって示そう。  有と無は、互いを否定し、それによって互いを肯定する。  互いを拒絶することによって、互いを新た…
  • 『夢幻典』[伍式] 輪廻論

    07
     自己についての問い。  自己は身体と無関係である。  自己は性質と無関係である。  自己は記憶と無関係である。  そして、自己は世界と無関係である。  それゆえ、自己は世界を超えている。  自己…
  • 『夢幻典』[陸式] 縁起論

    08
     世界は苦しみに満ちている。  その認識に至っている者がここに居る。  その認識に至っていない者は、ここから去れ。  この認識に至らずして、ここに居る意味はなし。  世界には、苦しみが満ちている。 …
  • 『夢幻典』[漆式] 心身論

    09
     自己は心身とは異なる。  心身は、自己ではない。  心身は、五蘊として示される。  それは、色・受・想・行・識の五つである。  色蘊とは、身体および物質のことである。  受蘊とは、感受作用のこ…
  • 『夢幻典』[捌式] 無常論

    10
     世界は、はたして有るのだろうか。  この問いに肯定的に答えられたとしても、  世界は有り続けるのかという問いに対しては、  別種の難しさが生じてしまうだろう。  その難しさゆえに、世界は続くとも、続…
  • 『夢幻典』[玖式] 蛍光論

    11
     誰かが言った。  一を僭称する神がいないのならば、すべてが許されていると。  そのとき、意味が問われている。  許すとか、許さないとか、そういった意味の次元が問われているに過ぎない。  だから、一を僭称…
  • 『夢幻典』[拾式] 連環論

    12
     連環理が示された。  ここに示された。  しかし、これを鵜呑みにしてはならない。  究極の典拠は存在しない。  原理的に存在しない。  根拠の根拠は、底が抜けている。  だからこそ、根拠の根…

木下元文プロフィール

1981年生。会社員。立命館大学 情報システム学専攻(修士課程)卒業。
日本思想とか哲学とか好きです。ジャンルを問わず論じていきます。
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