見た目よりも機能美? ジョブズが愛した「美しいデザイン」の深い意味

しかし、、、! 本当に「どう機能するのか?」のみを、突き詰めていけばおのずと美しくもなるものでしょうか?

・もっとシンプルにわかりやすいUIにできないか?
・ トリセツなしで子供から大人までいきなり使える製品にできないか?
・ 普通の電化製品ならボタンを3つ押さないとならないのなら(appleであれば)1回押すだけで済まないか。

apple製品のデザイナー達は、日夜こういった事を考えぬいているでしょう!

しかし、その「機能性の追求」だけで、彼らが求める、世界中の人達から注目される美しいデザインに到達できるかと言えば、決してそうではないと思います!

「美しさ」を完全に後回しにして、「機能性」のみ追求しているだけで、美しいデザインに自動的に到達する? そんなに甘くはありません。

あえて経験のあるデザイナーが、あえて「美しさを追求しすぎる思考」をストップさせて、まず「どう機能するのか?」を考える。そういうアプローチは「アリ」かもしれません。

しかし、そういう方法論でデザインするにせよ、完全に「美しさ」を無視してデザインなどできないでしょう。

優れたデザイナーであればあるほど、デザイナーの無意識が黙っていないでしょう。

デザイナーがただ「どう機能するのか?」を追求して作っているつもりでも、彼らは無意識に「美しさ」を求めて、「製品が少しでも美しくなるようにデザインしている」のです。

さて、ではここで、根源的な問いになりますが、美しさ美しさって、気軽に書いてきてしましましたが、そもそも「美しさ」って何でしょうか?

この問いだとあまりに漠然とし過ぎてしまいますかね^^。では、もう少し具体的な問いにしましょう。

デザイナーが目指す「美しさ」の基準ってどこにありますか?

ここまで本当に「機能だけ追求するのではダメでしょう」「美しさ・見た目も大事でしょう」という話で、今回まとめるつもりだったんですが^^。「美しさ」の基準をデザイナーがどこに持てば良いか? 考えてみれば避けて通れない話しです。

今回のメルマガのテーマです。整理してみます。

→ 次ページ「“良いデザイン”をあえて定義するなら……」を読む

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西部邁

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