希望の同盟演説から3ヶ月。中国との関係改善が日米関係に落とす暗い影

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※この記事は「まぐまぐニュース!」様より記事を提供いただいています。
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安部総理がリスクを負ってまで衆院を通した安保法案が役立たずになる―。こんな指摘をするのは、無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際関係アナリストの北野幸伯さん。集団的自衛権は日本にとってアメリカありきのものとも言われますが、そのアメリカが日本に激怒しているかもしれない、というのです。果たしてなぜ!?

オバマから見た、わけのわからない国日本

皆さんご存知のように「安保関連法案」が衆院を通過しました。この件でたくさんご質問をいただいております。

しかし、「安保関連法」「集団的自衛権行使容認」については、ダイヤモンド・オンラインさんの2つの記事で書き尽くしています。いろいろモヤモヤしている方は、こちら2つをぜひご一読ください。

安保関連法で安倍総理が犯した「2つのミス」

「集団的自衛権」行使容認は日本の「安全」のため 戦争準備に入った中国を牽制する唯一の道

「安保関連法案」が成立すると、日本は「集団的自衛権」を行使できるようになるのですね。それで大騒ぎしているのですが、「集団的自衛権」は、国連ですべての国に認められている「権利」です。

ウィキから。

集団的自衛権とは、ある国家が武力攻撃を受けた場合に直接に攻撃を受けていない第三国が協力して共同で防衛を行う国際法上の権利である。

その本質は、直接に攻撃を受けている他国を援助し、これと共同で武力攻撃に対処するというところにある。

日本も当然この権利を有している。

しかし、「集団的自衛権は憲法に違反していると解釈していた」ので、自ら封じていた。

ところが、今回政府は、「他のすべての国々同様、日本も集団的自衛権を行使することができると『解釈しなおした』」。

賛否両論あるでしょうが、解釈しなおした結果、日本は事実として

「他のすべての国ができることを、できるようになる」

それだけのことなのです。

本題に入ります。

というわけで、「集団的自衛権行使容認」は、「日本が他国と同じになる」ということ。

それ自体、問題ではないのです。

問題は、第2次大戦時同様、国のリーダーたちが、

・世界で起こっていることを知らない
・大局が読めない
・相手国の意図がわからない
・相手国の立場にたって考えられない

ということ。

今回は、オバマさんの気持ちをシュミレーションしてみました。

もちろん、フィクションですが。

→ 次ページ「オバマ氏が「イェス、ウィ~キャン!」を連発した出来事とは?」を読む

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西部邁

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