ユニクロが導入した週休3日制は、他社でも可能なのか?

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先日、一部正社員を対象とした週休3日制の導入を発表したユニクロ。賛否両論あるものの、人事コンサルタントが発行する無料メルマガ『「欲しい人材がザクザク採れる!」採用成功術』では「会社・社員双方にとって大きなメリットがある」と評価します。ただし「勢いだけで導入するのはNG」とも。その理由は?

ユニクロ週休3日制

今回は、最近のニュースから、採用について書いてみます。

ユニクロが週休3日制を導入へ

ユニクロを運営するファーストリテイリングが週休3日制度を導入すると発表しました。その主な内容は下記です。

・給与額は変更無し
・1日の労働時間は現状の8時間から10時間に変更
・休日は土曜日、日曜日、祝日以外で取得

現在のところは、対象は地域限定社員のみですが今後はその範囲を拡げていくようです。これは、その目的を

「育児や介護などと両立できる環境をつくり、採用増や離職防止につなげる」

としているように、採用への効果を狙っていることは間違いありません。

では具体的に採用にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

まず一番大きいのは「仕事とプライベートのオンオフをしっかりつけたい人」の応募者数が増えるということでしょう(育児や介護よりも、こちらのほうが増える気がします)。

仕事の日は労働時間が長くてもいいから休みの日がたくさん欲しい、という層は一定数存在します。現在のところ「週休3日制」にしている会社はほとんど無いためそういった層の応募者数の増加が見込めます。

→ 次ページ「時短勤務と比べた際のメリットは?」を読む

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西部邁

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