さっそく気になるポイントを見て行きましょう。
男子服、婦人・子ども服、靴・履物の小売店舗数は、そのいずれにおいても23区一の集積を誇る。『東京都福祉・衛生統計年報』による2013年度末の美容所(美容院)の店舗数も1位。美容師の数に至っては、23区全体の6分の1に相当する7千800人が渋谷区に集まり、2位の港区(4千400人)を2倍近くも上回っている
(港区)情報通信業で働く従業者の数1位。その内訳を見ても、放送業、情報サービス業、インターネット付随サービス業のいずれも1位
(世田谷区)『都内保育サービスの状況』を見ると、2014年の世田谷区の待機児童の発生率は7.8%と13人に1人の割合にのぼり、23区最悪の数値を示す
性比が低く、男性に比べて女性が多い区の筆頭は目黒区。以下、港区、渋谷区、文京区、世田谷区の順で続く
2010年の『国勢調査』で、人口密度1位の座は豊島区に譲ったものの、1990~2005の間は中野区の人口密度が一番高かった。「東京で」ではない。「全国で」だ
中央区は緑被率が23区で一番低い
練馬にもわが国を代表する、いや世界に通じるビジネスの集積がある。それがアニメ産業だ
(台東区)貴金属・宝石製品製造業の工場数、皮革関連製品製造業の工場数、ともに1位。ジュエリー製品卸売業、靴卸売業、はきもの卸売業、かばん・袋物卸売業の店舗数いずれも1位
豊島区は結婚適齢期世代において、23区最大の男余り社会だということになる
不幸にして犯罪に巻き込まれてしまったとき、犯人が逮捕されて然るべき処罰を受けることは最低限の慰めとなる。そして文京区はこの検挙率が23区で一番高い
2011年時点で足立区は刑法犯の認知件数が23区で一番多かった
東京23区で離婚率が最も高い区は港区だ。2006年以降、ずっとトップの座を独走している
自分と関わっている区がどんな特徴を持っているのか、データ上どこに位置づけられるのか、知る上でも有用ですし、商売をする場所、不動産を買う場所を調べるのにも便利です。
ぜひ読んでみてください。
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著者はAmazon.co.jp立ち上げに参画した元バイヤー。現在でも、多数のメディアで連載を抱える土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介する無料メルマガ。毎日発行。
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