シールズデモに参加したら、いきなりチンピラ6人に取り囲まれて、相手のケータイを触っただけで暴行罪で逮捕された男の話(前編)

シールズデモの応援に行ったつもりが・・・

いや、まあこのタイトルの男って、私のことなんですけどね(笑)

先日8月14日のシールズ国会前デモに参加したら、散々な目に遭ったので、今回は体験レポ的なノリで書いてみたいと思います。

私は、こちらのASREADさんで、前回安保法制反対の記事を書いています(『何故、個別的自衛権は合憲で、集団的自衛権は違憲なのか?』http://asread.info/archives/2148)ので、私は基本的には安保法制に反対しています。今回は、国会前のシールズデモに応援のつもりで参加しました。

ところで、私は、ニコニコ生放送というサイトで生放送の動画配信を行っているのですが、今回は、シールズデモに生放送の配信機材をもって突撃しました。すると、まさかの災難が・・・。

突然チンピラ6人ほどに取り囲まれ・・・

「ああ、学生たちが頑張って抗議運動やってるんだなぁ」などと思いながら歩いていると・・・

ドンッ!!

「お前ニコ生か?!だったらさっさとPC止めろ!!さっきからニコ生やってる奴が盗撮してるって苦情が来てんだよ!!」

?!

何が、あったのか全然分からないのですが、突然屈強そうな男6人ほどに取り囲まれ、前にいた2人にPCやWebカメラをどつかれ掴んで奪い取られそうになりました。奪われそうになったので引き戻すと、後ろから両肩をガチッと抑え込まれました。

「あ・・・これ、完全にヤバい状態だ・・・(^_^;)」

警察に助けを求めると

しかし、デモの現場には警察が沢山います。
(ふん、テメーらがいくら脅しをかけてこようが、体を取り押さえようが、警察の目の前では手出せねーだろ!!)
などと考え、私はすぐさま近くの警察へ助けを求めます(ちなみに、これが後にとんでもない結果を招くことに・・・)。

「すいません、この人たちに突然囲まれて暴行を受けているので助けてください」
すると、警察はなんと開口一番
「え、なに?君ニコ生やってるの?じゃあ、さっさとPC止めて」
「???」
今から思えば、この時点でオカシイと気付くべきでしたね。はっきり言って警察は全く中立ではありません。後から知ったのですが、この日にはたまたまシールズデモにしばき隊の後身団体であるCRACという集団が参加していて、このチンピラまがいの連中は、そのCRACという団体のメンバーだったそうです。そして、警察はこのしばき隊系のこの団体(以降面倒なので「しばき隊」で統一)と大の仲良しだそうです。
「なんで、止めなきゃいけないのですか?」
「いや、とにかく君がそういうことやってるのが、もめごとの原因になってるんだから!!」

(は?何言ってんのコイツ?頭オカシイの?もめごとが起こってるんじゃなくて俺が一方的に絡まれてるだけなんだけど)
と思いつつも、警察に反抗してもこちらに不利だと思い。とりあえず、カメラの映像だけ停止して「真っ暗画面+音声だけ」状態にして配信は継続。
「分かりました。なんか、向こうはコチラがデモの参加者を盗撮していると勘違いしているようなので、カメラの映像は停止しました。これで盗撮は不可能ですね?」
「いいから、PCを止めろ!!」
「嫌です!!止める必要があるなら理由を説明してください!!」

警察はチンピラの味方?!

そんなこんな警察とやり取りしている最中に、チンピラ連中の一人が一言
「ばーか!!警察は俺たちの味方なんだよ!!」
?!
「あなた達、あいつらの味方なんですか?」
「私たちは、どちらの味方でもない中立だ!!」

いや、おかしいぞ!!俺は一人なのに5,6人の警察に取り囲まれてるのに、向こうは5、6人もいるのに警察は2人くらいで見張ってるだけ・・・これは、さっさとこの場から去らないとヤバいかもしれない・・・。

「もう、俺は帰ります」
「ダメだ!!」
「なんでですか?」
「いいからここに残れ!!今パトカーを呼んでいるからお前を連れていく!!」
?!
(なんか知らないが、本格的にヤバいぞコレ!!)

そうこうしていると、チンピラの一人が突然こう叫びました
「おい!!コイツの写真撮ってネットとTwitterで晒してやろうぜ!!」
本格的に恐怖を感じ始めていた私はとっさに手で顔を覆いました。

何故か、ケータイに触っただけで後ろに倒れる怪奇現象

そうしていると、そのうち一人が私の真ん前までやってきて目の前にカメラを向けてきました。腹が立った私はそのケータイのレンズを押さえるように少し触れたのですが・・・

「暴行だ!!暴行だ!!」

?!

私が、ケータイに触れた瞬間に周りのチンピラ連中が突然騒ぎ出しました。

後で、警察から聞いた話ですが、どうやらこのケータイのカメラを向けてきた男は、私がケータイに触れた瞬間に後ろに転倒したそうです。まあ、要は、完全にハメられたということですね。

相手を集団で取り囲んで、挑発しながらどつき回す
⇒囲まれた人間がグループのうちの誰かに触れた瞬間に倒れこんで「暴行だ!!」と騒ぎ立てる
⇒警察に被害届を提出し、倒れた人間以外のメンバーがお互いに「私たちは暴行の現場を目撃しました!!」と証言を行う

このような方法は、もともと彼らの常套手段であるそうです・・・私は、そんなことには全く無知であり、今回は、まんまと彼らのやり方に引っかかってしまったワケです。

一体、この後どうなってしまうのか!?まあ、この続きは後編で・・・(^_^;)

西部邁

高木克俊

高木克俊会社員

投稿者プロフィール

1987年生。神奈川県出身。家業である流通会社で会社員をしながら、ブログ「超個人的美学2~このブログは「超個人的美学と題するブログ」ではありません」を運営し、政治・経済について、積極的な発信を行っている。

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コメント

    • 匿名
    • 2015年 10月 23日

    あなたのために言います。

    軽い遊びの気持ちで参加しないほうがいいです。

    ああいう団体はかかわり合わないほうがいいです

    この記事のノリを見ているとふざけ半分で参加しているとしか思えないです。

    あなたのプライベート、ご家族にまで身の安全の危険が伴います。

    今後は絶対に参加しないように。

    • 松たかお
    • 2016年 6月 15日

    『アカ』はまじあぶねーからな、でも警察がグルってことは知らなかったわ。ありがとよベイベ〜
    もちろん音声は公開してるよな?ぬ?まさか?
    続きを読め か!

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